A地点からB地点に行くとします。
A地点からB地点に一直線に行くことが効率的で、寄り道して回り回って行くことは非効率的です。
それでもまだB地点に到達できる人はいいのですが、結局B地点に到達できなければ意味がないことになります。
ところが、初めての人はどこをどうやって行けばいいかわかりませんから、どうしても行動が試行錯誤の繰り返しになって非効率的にならざるを得ません。
そこでどうするか?
その試行錯誤を短縮できるように、つまり効率よく目的地に到達できるように自分を補助・応援してくれる人を見つけることが必要です。
人でなくてもツールでもかまいません。
先にそうしたものを探すことをすれば良いと言えます。
この「試行錯誤を短縮してもらうこと」を「教育」と言います。
義務教育はタダですが、一般的には教育にはお金がかかるものです。
お金を払って教育を受けるのは高校生以上になるわけですが、高校生や大学生のころは親がお金を出しているのであまり実感がないと思います。
社会人になって働くようになり、そのうえで各種専門学校に通ったり、通信教育で学ぶようになると「有料で教育を受ける」という実感を感じられるようになります。
試行錯誤を短縮するということは、社会に出ると「有料」で受けるのが一般的です(企業では会社が社員に無料で教育をしてくれますが・・・)。
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経済的自由を得られる人とはどんな人か?というと、一つにはA地点からB地点まで効率よく行こうと思って、試行錯誤を自ら短縮しようとする人です。
別の言い方をすると「時は金なり」の思想ができる人です。
そして、少しでも時間や手間をショートカットして一直線に目的地に行こうと「時間を買う」行為をします。
ここで言う「時間を買う」という概念は大切です。
お金を費やして「時間を買う」という行為の背景には、試行錯誤を短縮して効率良く目的実現を図る・・・ということがあります。
また、時間を効率的に買うことができる人はお金を使いながらも資産を増やしていき、結局お金持ちになっていく・・・というのが現代の社会構造かもしれません。
時間を買うにはそれ相応のお金が必要ですから、大学卒業後の新社会人にはちょっと難しいと思います。
せいぜいできるのはお金を払ってタクシー・電車・飛行機に乗る・・・といった時間の買い方くらいだと思います。
やがてお金がある程度貯まってくると、いよいよ時間を買って自分の目的に向けて始動開始することができます。
それをできる人はビジネスマン発想を持てる人で、それをできない人はサラリーマン発想のままの人です。
ビジネスマン発想を持って、自らの目的実現・・・目標達成のためにお金を使うことができるようになると、視界が開けてきて出ていったお金が周り回って自分の元へ返ってくると思います。