自分が正しいと思った瞬間に人は間違えることもある

「自分と他人の価値観は同じだ」・・・という誤解・勘違いしている人はけっこういます。

 

それが当たり(他人と価値観が同じということ)の場合もありますが、当たりでない場合もそれなりにあるものです。

 

夫婦間・兄弟間・家族間・恋人間でもありますから、それほど縁の深くない仕事上の付き合いの人(同僚や上司や取引先など)や、あるいは見ず知らずのまったくの他人間であればなおさらです。

 

ところが、商品開発や営業やクレーム対応の仕事において、相手と自分の価値観は同じだ、という前提の元で「商品をつくったり、広告を作ったり、意見を言ったり、文章を書いたり、話を聞いたりしてしまう」ということがよくあります。

 

それだけならまだしも、その結果、相手と「話が合わない」とか「理解してもらえない」と感じた瞬間に突然怒り出したり、相手を頭ごなしに否定したり、頑固になって一歩も譲らなかったりして、かえって事を複雑にしてしまうこともあります。

 

ひどいときは、それによって自分自身が傷つき、トラウマになり、ビジネスの世界から身を引くことだってあります。

無意識に自分と他人は同じ見方をしているハズだ・・・と思いこんでしまうのはある意味ではキケンです。

 

さらに厄介なのは、「自分は正しい」という思い込みも持っていることです。

 

「自分が正しくて相手は間違っている」と信じこむクセがある人もいます。

 

あえて言うなら、「自分が正しいと思った瞬間にその人は間違える」・・・というくらいの自己否定感を少しはもっていたほうが良さそうです。

 

そのほうが世間の荒波をかいくぐって生きていくことがしやすいと思います。

 

本当は「正しいとか正しくない」とかではなく、「とらえ方が違う」・・・というだけのことなのですが、「出来事は一つでもそのとらえ方はさまざま」であり、それが厄介なところです。

 

よく言われるように「他人と過去は変えられない」が「自分と未来は変えられる」です。

 

相手に問題があるのではなく、自分に問題があるとあえて謙虚・謙遜姿勢を持ち、一歩引いて考え直すことも大切です。

 

平和で仲良く楽しく暮らしていくには、みんながこの発想と姿勢を持てば良いのですが、真逆の姿勢で「自分はいつも正しい/相手が悪い」という傲慢な姿勢で臨む人も多く、そのため、世間ではさまざまな衝突が起きがちです。

 

やはり「心の姿勢」は大切ですし、幼い頃からの教育・躾といったことはとても重要だと思います。

 

 

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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