人はもともとサラリーマンとして生まれてくるわけではなく、あるときに自分の意思で進路を選択して「サラリーマンになり」ます。
多くの場合、年齢的に20代前半です。
そうした若い世代のサラリーマンに必要なことは「自信」だと思います。
自信・・・自分を信じること・・・自分にはきっとできると信じること・・・自分の持っている無限の可能性を信じること・・・です。
たとえば、子どものころ鉄棒の逆上がりを初めてできるようになった・・・初めて補助輪ナシで自転車に乗れるようになった・・・そんな経験は誰にでもあると思います。
それができるまでの道のりは、決して1回や2回やってすぐにできるようになったわけではないと思います。
そのとき、自分にできるはずがない・・・とは決して思っていなかったはずですし、無意識に心のどこかで 「自分には(も)できるはず!/なんで今できないんだ!」と思って繰り返し練習したと思います。
やがて、何回もやっていくうちにどこかで急にフッとできるようになったと思います。
できるようになるとどうなるか?
「できた!」ということでさらなる自信がつきます。
また、それを誰かに見せたい!(=ほめてもらいたい)と思ったはずです。
そんなふうに人は誰でも、規模の大小はあっても幼いころから何らかの成功体験をしてきています。
改めて言われないとそれが成功体験だという事を忘れている/気づいていない・・・かもしれませんが、絶対に人は成功体験を経て成長しています。
その成功体験の背景にあるのは「練習・訓練」という行動ですね。
つまり、実践の繰り返し・・・です。
「やってみる」ということを積み重ねていくからこそ、どこかで成功につながり自信につながります。
できていないから自信を持つことができない・・・とネガティブは発想をせずに、今、仮にできなくても必ずできるようになる!というポジティブな発想が大切です。
若い世代のサラリーマンには「将来の自分が理想的な姿であること」と、それに向けて「自分が行動を続けられる」という自信をもってもらいたいですし、逆に言えばそうした自信を持つことが必要だと思います。