人は誰しも「人前で恥をかきたくない」と思っています。
特に「知っている人の前では・・・」です。
それが「知らない人の前なら多少の恥は気にしない」となり、「旅の恥は掻き捨て」という表現に救われる場合も時としてあります。
ここで注意が必要なのは、「恥をかいても良いけど、恥を感じなくなってはいけない」ということです。
「恥をかく」ということは、恥ずかしいという感情を立ち上げることで、この感情を捨ててしまってはいけないですね。
世間ではちょっと乱暴に「(もっと)恥をかけ」と言われたりしますが、これは、恥ずかしいことをしても恥ずかしいと思うな、というのとは違います。
毎回恥ずかしいことをするたびに、「うわ~恥ずかしい。穴があったら入りたいくらいだ」と感じることは大切です。
これが無いとタダの厚顔無恥の嫌われ者になります。
(ここで失敗したら)恥をかいていっと恥ずかしい思いをするだろうなあ・・・ということはわかっているけど、でも、ここであえてその行動をとらないのは信条に反する/自分の尊厳に反する/人として正しくない・・・と勇を鼓して立ち上がるところに価値があると思います。
後日談としてそこから学びを受け取ったり反省することができていれば、次なる成長が待ち受けています。
恥ずかしい思いをすればするほど「次こそは上手くやってやるぞ」と思える人が将来において大成するのだと思います。
「恥をかく」ことを恐れないで勇敢に行動する姿勢は大事だと思います。