古今東西から言われている成功するためのヒントの一つに「成功する人は、成功しない人がやっていないことをしている」・・・というのがあります。
言えるのは「結果が異なるのは、選択が異なるから」です。
成功しない人がやっていないこと・・・には「大量の実践と継続」も含まれます。
ダメ営業マンが1回の訪問で成約に至らず諦めてしまうところを、デキる営業マンは5回も10回も(手を変え品を変えつつ)訪問して成約にこぎつける・・・といった例はいくらでもあります。
つまり、成功しない人が「やっていないこと」を、成功する人はそっと「やっている」わけです。
・・・・・・・・・・・・・・・
誰かが何かを成し遂げたとき(←他人からみて羨むような成功)、どのくらいの結果を出しているのか?という「結果」に注目する人と、どうやってその結果を出したのか?という「プロセス」に注目する人がいます。
結果ばかりに注目すれば、「別にお金持ちになりたいわけじゃないし」・・・「別にオリンピックに出たいわけじゃないし」・・・と自己防衛して本質を見誤ります。
プロセス(過程)に注目すれば、「なるほど、継続的な実行に工夫を重ねたことが成功につながったのか!」とか、「なるほど、日々5分の瞑想が底知れず役に立つのか」・・・など人生を良くするヒントに気づけます。
成功や、優れた結果を「あの人は運が良かっただけ」とか、「あの人は環境に恵まれただけで本当の実力じゃない」・・・と一蹴すると自分の小さな自尊心は満たされるかもしれませんが、「自分が新たな選択をする可能性」を失ってしまいます。
結果を羨むのではなく、その人がその結果をつくり出した「プロセス(過程)」に目を向けることが、自分の人生にヒントを与えてくれると思います。