夏休みの宿題を7月中にガツっと終わらせる子もいれば、ダラダラと延ばして結局8月の最後の週くらいになって慌ててやりだす子もいます。
7月にやれば心も平穏のまま余裕をもって臨めますが、8月も終わりに近づくとかなり気持ちが焦っているハズです。
仕事も同じことが言えます。
ある業務で締め切り日が設けられているとき、サッサとそれを片付けてしまう社員もいれば、締め切り直前の日になって慌ててやっている社員もいます。
傾向としては、ダメ社員/仕事ができない社員ほどスタートが遅く、しかも締め切りギリギリまで完了しません。
最悪なのは、(仕事が完了しないので)そのままやり切らずに逃げようとする社員です。
この「逃げ」という一手は卑怯ですし、ビジネスの世界では確実に信用を失います。
やってはいけない悪手です。
仕事は締切日に関係なく、優先順位をつけたうえでサッサとやってしまうのが良いと思います。
仕事を先送りしたからといってその仕事がラクになるわけでもないし、ギリギリやると評価が高くなるわけでもない(むしろ早くやったほうが評価は高まります)。
それなのに、なぜ、そこまでしてギリギリにならないと動こうとしないのか?
きっと、子どものころのクセがそのまま残っているのだと思います。
私はプライベートではギリギリまで動かないタイプですが、仕事・ビジネスではいつも「早い仕事」を心掛けていました。
早い仕事は良い仕事・・・です。
実際、会社内ではこんな程度のことで人事評価に差がついてしまいます。
面倒なこと/やりたくないことを先に終わらせておくと、今スグはラクできませんが未来はラクできます。
結局、「今のラクを取るか、それとも未来のラクを取るか」の選択自由の分かれ目のことだと言えますが、個人的な感想で言えば「未来のラクを取ったほうが人生は幸せ感が強くなる」と思います。