サラリーマンの多くは、歳を重ねるにつれて会社内で地位が上がり、経済的にもゆとりができて、若い頃を振り返れば振り返るほど「あの頃に比べれば今は幸せだなあ・・・」と思えるハズです。
昔のほうが経済的に恵まれていて、人生ハッピーだった!・・・と思う人は少ないと思いますが、いるとすればリストラにあったとか、会社が倒産したとか、借金で首が回らなくなった・・・といった何らかのネガティブ事情を抱えている人だと思います。
言えるのは、たとえ今の状況が良い状態にあるとしても、人生は「好事魔多し」であることを忘れてはいけない、ということです。
油断したり、現状維持で良いと思っていると、徐々に衰退していきます。
また、たとえ今が辛い状況にあるとしても「人生、捨てる神あれば拾う神あり」・・・です。
腐らずに、真面目に、誠実に生きていれば、必ず好転するときがやってきます。
己を奮い立たせるような言霊(言葉)を持っていると、どんな環境にあっても油断したり腐ったりしなくて済むと思います。
そうした自分なりの言葉・名言・諺・・・などを持っているかどうかでその先の人生が変わっていきます。
私は「人間万事塞翁が馬」という言葉を大切にしています。
また、「これからの人生で今が一番若い」・・・「これからの人生では今が一番不遇だと思え」という言葉も大切にしています。
現状維持は後退と同じ・・・です。
人生死ぬまで勉強であり、日々修行の精神が大切です。
慢心し、歩む足を止めてしまったらもう次に歩き出すことができなくなりますから、たとえ1ミリでも前進し、0.2%でも成長することが大事だと思います。