
昨年(2025年)のユーキャン新語・流行語大賞」で「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」という高市早苗首相が就任時に語ったフレーズが年間大賞に輝きました。
印象深かったのは「働いて」という言葉を5回繰り返された点ですが、世の経営者にとっては共感を得られやすく、雇われの身であるサラリーマンには不評だったような気がします。
立場が違えばとらえ方も異なるものです。
新年が明け、昨日・今日から名目的に働き始めた人は多いと思います。
「名目的」というのは就業規則に定められたとおりに働くことを意味します。
対して「実質的に」働くことは、就業規則などに囚われず、いつ、いかなる時も、常に仕事・業務のことを考えているようなことを意味します。
身体は休めていても、心は常に働かせているような状態です。
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古代ギリシャのアルキメデスの逸話は有名です。
アルキメデスは、ある日、王様から純金製であるべき王冠に不純物が混じっていないかを調べるよう命じられました。
王様が職人に金塊を渡して王冠を作らせものの、その職人が不正をしたとの噂が立ったためです。
もちろん王冠を壊して分析・計量すれば簡単なのでしょうが、王様はそれは許さないとのことだったのでアルキメデスは思案に暮れます。
そしてある日、アルキメデスが公衆浴場に行った時、湯船からお湯が溢れるのを見て閃きます。
→ 「王冠とそれと同じ重さの金をそれぞれ水に入れ、その時に溢れた量を比べれば王冠が純金製がどうかわかる・・・」と。
早速実験をしてみた結果、その王冠には不純物が混じっていることが証明された!
ここでのポイントは「アルキメデスは四六時中、この難問を考えていた」ということであり、仕事を離れ、のんびりお風呂に入ってサッパリしようとしたときにふと閃いた・・・けど、それは「四六時中考えていたおかげ」だということです。
無意識化で脳が働いてくれています。
経営者であってもサラリーマンであっても、アルキメデスの姿勢を見習うべきだと思います。
たとえ仕事・業務を離れているときであっても、普段から意識して検討していることに関しては「脳が絶えず働いてくれて」います。
「自分の身体が名目的に働く」ことに加えて、「自分の頭脳が実質的に働いてくれる」・・・さらに加えると、「自分の持つ権利収入源が四六時中働いてお金を自分にもたらしてくれる」・・・と捉えてみると良いと思います(ちょっとこじつけ気味ですが)。
それらを称して「働いて×5」と認識する2026年にしていくのも一手だと思います。
























