会社で自分より仕事のスピードが遅い人を非難する人がいたりします。
そこにあるのは自分のほうが優れている・・・ということを誇示したいだけの自己満足感であり、「仕事の早さだけ」に関した優越感です。
もしかしたら仕事は早くても「仕事の正確さ」ではその人に劣っているかもしれないし、人当たりの良さとか、知識とか、リーダーシップ性では劣ってるかもしれません。
そうした自分に不利なことに関してはあえて目をつぶって触れず、自分に有利なことだけをことさら強調してアピールするような人はちょっとキケンです。
ようするに自分勝手なわけです。
そういう人は、たとえば自分より仕事が早い人が入社してきたらぐうの音もでません。
今まで自分が非難していたことに関して自分が非難されることになっても、文句は言えないハズです。
ところがそういう人ほど、今度は「仕事の早さだけが大事じゃない!」と言ったりします。
面白いものですね。
結局、他人を非難する人は心の狭い人で一般的には嫌われやすい人だと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・
他人の欠点をへつらって非難する人は、「自分と比べて相手が劣っている」という狭い視野しか持っていません。
法に反することをしたり、ルール違反の人を非難するのは正当性があるのでまだ良いと思いますが、そうでなければ結局は自分中心にしか考えられない心の狭い人だと思います。
知識がないと言って他者をバカにするような人は、自分より知識がある人にバカにされても文句を言ってはいけない・・・でしょうね。
そう考えると、人はうかつに他人を非難してはいけないということがよくわかります。
つまり、他人を非難する資格などない・・・ということです。
人はお互いさまの関係の中で生きていますから、常に気持ちよくハッピーに暮らしていくことが大切だと思います。