人が10回やればできること→自分は20回やればできるとしたら・・・

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昔、営業マンをしていたころ、新規顧客獲得こそが営業だと信じこまされ、毎日新規顧客開拓の電話をかけていました。

今から35年以上も前のことで、当時は営業部門に「見込み客名簿」が出回っていましたし、今のように個人情報云々とうるさくなかった時代ですから「名簿屋」と言われる職業も存在していました。

インターネットや携帯電話なんてまだ世に登場していませんから、固定電話同士の会話で信頼関係を構築する時代環境でした。

新人なので上司の言うとおりに素直に電話かけをして、1回かけてつながらなくても時間をおいてまたかける・・・。

でも、たまに運よくつながってもほとんどは断られます。

まあ、営業というのはそういうものだと思います。

1回かけてダメなら・・・2回かける・・・それでもダメなら3回かける・・・結局10回以上は繰り返していました。

もちろん、毎日電話をするような野暮なことはしません。

時間をおいて半年から1年くらいの間に10回~20回ほど電話をかけて営業攻勢をかけていました。

ところが、周りの人たちを見るとだいたい2回~3回ほどはかけるのですが、それでダメならあきらめる・・・というパターンの人が多くいました。

私とは基準が違うというか、前提が違うというか、とにかくもったいないなあ・・・といつも思っていました。

・・・・・・・・・・・

小学生のころ、漢字の小テストでいつも満点を取る子がいました。

すごいなあ・・・頭いいなあ・・・と思っていましたが、あるときその子が別の子と話をしているのを聞いて合点がいきました。

別の子 「ねえ、どうやって漢字覚えてんの」

その子 「ノートに10回ずつ書いて、それから自分で1回テストしてみて、そこで間違えたやつはあと5回書いて覚えるんだ」

他の別の子 「それ、前に聞いてボクもやったんだけど、ボクは覚えられなかったわ、ダメだったわ」

その子 「じゃあ、10回じゃなくて20回書いてみると良いんじゃないかなあ?!」

何気ないそんな感じの会話だったと思いますが、今思えばその子はかなり重要なポイントを突いていたと思います。

やはり頭が良い子だったと思います。

→ ある人が10回練習すればできることを自分も10回練習すればできるとは限りません。

自分の場合は20回やらないとできないかもしれないし、あるいはもっと少なくて5回もやればできるようになるかもしれません。

要は個人差がある・・・ということです。

そして、他人と同じ行動で同じ結果を求めてはいけない・・・ということです。

スポーツでもそうですし、大人になってからの仕事においても同様のことが言えます。

5回の練習でできる人もいれば、10回の練習でできるようになる人もいれば、20回の練習が必要な人もいる・・・さらにいうと50回必要な人もいる・・・です。

人によって能力差もあれば、得手不得手もあります。

20回やればできるようになるのに本人がそれに気づかず19回でやめてしまったら何とももったいない話です。

成功者の話では「できるまでやる/できるまであきらめない」といったことがよく出てきます。

今の例で言えば、自分ができるようになるまで10回必要なのか20回必要なのか50回必要なのかがわからないけど、最後のあと1回の手前であきらめてやめてしまったらもったいない・・・だから、できるまでやる!ということだと思います。

何かを成し遂げるとき、そこで大事なことは「自分を誰かと比べることなく、自分の意思を貫く」ということです。

誰にも得手があり不得手がありますし、他人の得手は自分にとっては不得手なことかもしれませんが、逆に自分の得手は他人には不得手なことかもしれません。

人間社会というのはそうしたことが複雑に絡み合って成り立っていると思います。

自分ができないことを恥ずかしく思う必要はないし、それをできるようになりたければひたすら回数をこなすだけです。

いつまで?

もちろん、できるまで!・・・です。

 

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