人が10回やればできること→自分は20回やればできるとしたら・・・

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

昔、営業マンをしていたころ、新規顧客獲得こそが営業だと信じこまされ、毎日新規顧客開拓の電話をかけていました。

今から35年以上も前のことで、当時は営業部門に「見込み客名簿」が出回っていましたし、今のように個人情報云々とうるさくなかった時代ですから「名簿屋」と言われる職業も存在していました。

インターネットや携帯電話なんてまだ世に登場していませんから、固定電話同士の会話で信頼関係を構築する時代環境でした。

新人なので上司の言うとおりに素直に電話かけをして、1回かけてつながらなくても時間をおいてまたかける・・・。

でも、たまに運よくつながってもほとんどは断られます。

まあ、営業というのはそういうものだと思います。

1回かけてダメなら・・・2回かける・・・それでもダメなら3回かける・・・結局10回以上は繰り返していました。

もちろん、毎日電話をするような野暮なことはしません。

時間をおいて半年から1年くらいの間に10回~20回ほど電話をかけて営業攻勢をかけていました。

ところが、周りの人たちを見るとだいたい2回~3回ほどはかけるのですが、それでダメならあきらめる・・・というパターンの人が多くいました。

私とは基準が違うというか、前提が違うというか、とにかくもったいないなあ・・・といつも思っていました。

・・・・・・・・・・・

小学生のころ、漢字の小テストでいつも満点を取る子がいました。

すごいなあ・・・頭いいなあ・・・と思っていましたが、あるときその子が別の子と話をしているのを聞いて合点がいきました。

別の子 「ねえ、どうやって漢字覚えてんの」

その子 「ノートに10回ずつ書いて、それから自分で1回テストしてみて、そこで間違えたやつはあと5回書いて覚えるんだ」

他の別の子 「それ、前に聞いてボクもやったんだけど、ボクは覚えられなかったわ、ダメだったわ」

その子 「じゃあ、10回じゃなくて20回書いてみると良いんじゃないかなあ?!」

何気ないそんな感じの会話だったと思いますが、今思えばその子はかなり重要なポイントを突いていたと思います。

やはり頭が良い子だったと思います。

→ ある人が10回練習すればできることを自分も10回練習すればできるとは限りません。

自分の場合は20回やらないとできないかもしれないし、あるいはもっと少なくて5回もやればできるようになるかもしれません。

要は個人差がある・・・ということです。

そして、他人と同じ行動で同じ結果を求めてはいけない・・・ということです。

スポーツでもそうですし、大人になってからの仕事においても同様のことが言えます。

5回の練習でできる人もいれば、10回の練習でできるようになる人もいれば、20回の練習が必要な人もいる・・・さらにいうと50回必要な人もいる・・・です。

人によって能力差もあれば、得手不得手もあります。

20回やればできるようになるのに本人がそれに気づかず19回でやめてしまったら何とももったいない話です。

成功者の話では「できるまでやる/できるまであきらめない」といったことがよく出てきます。

今の例で言えば、自分ができるようになるまで10回必要なのか20回必要なのか50回必要なのかがわからないけど、最後のあと1回の手前であきらめてやめてしまったらもったいない・・・だから、できるまでやる!ということだと思います。

何かを成し遂げるとき、そこで大事なことは「自分を誰かと比べることなく、自分の意思を貫く」ということです。

誰にも得手があり不得手がありますし、他人の得手は自分にとっては不得手なことかもしれませんが、逆に自分の得手は他人には不得手なことかもしれません。

人間社会というのはそうしたことが複雑に絡み合って成り立っていると思います。

自分ができないことを恥ずかしく思う必要はないし、それをできるようになりたければひたすら回数をこなすだけです。

いつまで?

もちろん、できるまで!・・・です。

 

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年5月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

注目のお勧め記事!

  1. 2018-6-3

    日大の教職員組合の要求/ピラミッド構造

    悪質タックル問題で揺れる日本大学ですが、日大教職員組合は5月31日に、内田前監督の常務理事などを含む…
  2. 2018-1-26

    1ヶ月「5万円収入増」の仕組みを作る方法とは?

    サラリーマンが給料を「月額5万円アップ」しようとしても、給料は自分の直接のコントロール下にないのでそ…
  3. 2020-6-20

    【重要】自分で老後の生活資金を確保しなければいけない時代

    これまで政府が「安心、安心」と言ってきた公的年金制度は、まあ崩壊することが仮にないとしても、老後の生…
  4. 2023-10-7

    身体的に健康でいられるのはいつまで?60歳だとしたらあと何年ある?

    多くの人は何だかんだと言っても60歳(還暦)を過ぎると、身体のどこかに異常が徐々に見受けられるように…
  5. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  6. 2017-12-1

    達成感と充実感の違い

    目標を達成したときに得られるのが達成感ですが、同時にそのとき人は充実感も感じます。 充実感は幸…
  7. 2020-2-6

    話題がいつも「お金で買えるもの」の人/「お金で買えないもの」の人

    よく言われるように、人生では「お金で買えるもの」と「お金では買えないもの」があります。 &nb…
  8. 2017-2-8

    お金の失敗を早く経験することも大切

    外国の子どもは「働かないとお金を手に入れられない」という発想が身についていると言われます。 そ…
  9. 2021-4-6

    大事なのは「月収」より「資産」のほう

    海外では「永住ビザ取得」のために必要な要件というのが、それぞれの国ごとに定められています。 &…
  10. 2017-5-16

    権威を身に付けたかったら・・・

    権威というのは、形はないし、目にも見えません。 本当はあるのかどうかも分からないようなシロモノ…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る