世の中に成功者と呼ばれる人はたくさんいますが、その多くは自分一代でそれなりの財を築いています。
財を築かなくても成功者と呼ばれますが、それでもやはり多くの成功者たちはそれなりに財を築いているものです。
成功する・・・に至った経緯のなぞ解きをしていくとあることがわかってきます。
それは、そうした人は皆「他人と違う何かを持っている」ということです。
多くの場合は「他人と違う発想・考え方」であり、併せて「他人と違う行動」です。
言い換えれば、「みんなとは違う発想をして、皆とは違う行動をする」ことが成功者になるためのコツ・・・と言えそうです。
ところが、多くの人(凡人/成功できない人)はその道を進むことができません。
なぜなら「みんなと違う」ことは、みんなから排除されることが多く、集団の中ではのけ者扱い/イジメ/批判されがちだからです。
人は、仲間外れにされることをイヤがります。
それを「一代で財を成した人」はうまく受入れ、こなし、流して、人生を生きてきています。
実際、他人から否定的な言葉を浴びせられた経験を多くの成功者たちは持っています。
人に酷評されたりバカにされたりしても己の決心を揺るがせず「誹謗中傷には耳を貸さない」という態度を貫き通すことは、経済的な成功に至ることと密接な関係があるような気がします。
成功できる人は、それができる人だと思います。
成功できる人は「その他大勢の人と同じことをしない/マネだけをしない/意にそぐわないことには従わない」という傾向がありますが、その一方で、そうした大勢に従わない人というのは「人と違う」というだけで批判の対象になりやすいものです。
そのため、ヘンな意味で「仲間外れになる」という犠牲が伴います。
人と違う・・・という生き方はうまくいけば自分の人生に「成功」という2文字をもたらしてくれますが、その反面「批判」という報いも待っている恐れがあるのだと思います。
ただし、言えるのは「他人に拒絶されたとしても、それは自分個人を拒絶されたとは決して思わないことが大事」ということを忘れないこと・・・だと思います。