物事にはなんでも「順序」というのがあります。
1の次がいきなり100ではなくて、2・3・4・5・・・と順番に続いていってやがて100に到達するわけです。
そして、その100も言ってみれば一つの通過点に過ぎず、101・102・・・となって、200・・・1000・・・10000・・・と続いていきます。
赤ちゃんだって生まれてからすぐには立ち上がりません。
立つ前には長い間「ハイハイの時期」があり、自分の2本足で立つまでに1年くらいの時間を要します。
そして、立った状態が終わりではなく、何度も転ぶ経験もしますし、やがてよちよち歩くことを覚え、それがすたすた歩けるようになり、ついには走ることができるようになります。
そうした「できなかったことが徐々にできるようになっていく」という成長の過程を親は楽しく見ています。
人は、最初からすぐに完全完璧になろうとしてもそうはなれないものです。
順番・・・プロセス・・・不適切な経験を適切な経験値に変えていく時間が必要です。
つまり、失敗経験も時には必要だということです。
なぜなら、失敗からしか学べないことも多々あるからです。
キケンを冒す・冒さないとか、リスクをとる・とらないとか、できるかどうかなどが大事なのではなく、自分がどうなりたいのか?そのなりたい状態になるまではあきらめないで行動し続ける・・・といった「やるかやらないか」の観点が大事です。
そして、答えは当然「やる(する/行動する)」だけです。
成功できないのを恐れて何かの行動をストップしたり、そもそも行おうともしないという選択肢もありますが、たとえ成功できなくても何も失うものなどない!・・・というくらいの気持ちも大切だと思います。