実印と認め印の違いとか、保証人と連帯保証人の違いとか、分割払いとリボルビング払いの違いなど、社会的・経済的なことで知っておかないと危険な目に遭うかもしれない・・・という知識や教養はたくさん存在しています。
世の中には知っておけばそれだけ有利になったり、あるいは不利になるのを防ぐことができる仕組みやルールがいろいろあるものです。
そうしたことは学校教育では教わらないため、実社会の中で自分で学び、習得していくことが必要です。
痛い目に遭うことで学ぶ・・・ということもありますが、できることなら「痛い目」に遭わずに学んでおきたいものです。
家族や友人とお金の話をしていても、相手も実はよく知らない人だとお互いに知らない者同士で埒が明かない・・・ということも割とよくある話です。
結局、何を知ればいいのか、どう学べば良いのかすらわからず、ズルズルと何もしないまま月日が過ぎていく・・・これが多くの人のパターンだと思います。
でも、無知なままではどこかで損をするかもしれません。
もしかしたら、もうすでに損をしているのに、そのことに気がついていないだけ・・・かもしれません。
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過剰な不安を煽ってもナンセンスですし、不必要に心配し過ぎることはよくありませんが、それでも自分の過去を振り返って「お金に関して意図的に自分は学ぶ努力をしてきただろうか?」と考えてみることは大事です。
社会人になったら、お金についての知識と教養を常に深めていくほうが良いと思います。
深く専門的に学ぶことまではしなくていいと思いますが、広く浅くいろんなことを学んで経済的に自立した大人であるように努めることは大切だと思います。