多くの人は「お金を稼ぐ」ことに意識を向けます。
まあ、当たり前といえば当たり前なのですが、でもこれはある意味では「サラリーマンの発想」であって、ビジネスマンや経営者の人の発想とは少しだけ異なります。
彼らは「お金をどう稼ぐか?」以上に「お金をどう使うか!」に意識を向けていると思います。
お金というのは、天下のまわりモノなので、極端なことを言えば生活保護なり、寄付なりで、誰でもある程度の一定額を得ることはできます。
でも、そうした「お金を手に入れること」よりも、手に入れた後にそのお金をどう使うか?といったことに思考回路をつなげて意識の焦点を当てることが大事だと思います。
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お金を「使う→稼ぐ」だと借金生活になりますからうまくありません。
お金の流れは「稼ぐ→使う」が大原則です。
ただ、その途中に「貯める」と「増やす」を加えて「稼ぐ→貯める→増やす→使う」という流れをつくり出すことが大切です。
稼ぐことに意識を向けるのではなく、その先にある「貯めること」や「増やすこと」や「使うこと」を重視していくと、不思議なことにその前提条件である「稼ぐ」が何とかなってクリアしていきます。
これも「目先のことではなく、もっと遠い先を見る」ということに通じます。
人は誰しも目の前のことに汲々としがちですが、長い目で未来を見抜く長期目線の発想を持つと人生は少しずつ好転していくと思います。