二宮金次郎(尊徳)の言葉にこんなのがあります。
「今日飲む酒なき時は借りて飲み
今日食う米なき時は借りて食う
これ貧窮する原因なり 」
言ってみれば「安易に食糧やお金を借りてはいけない」という戒めの言葉だと思います。
現代風に言うと「消費・浪費で借金してはいけない」ということでしょうね。
消費・浪費の借金をしていると裕福になることはできないし、下手をすると身の破滅・・・です。
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家計を破綻させない大原則は「収入の範囲内で暮らす/持ち金の範囲内で生活をする」ということです。
今手元にあるお金の中でうまく支出を調整する習慣をつけ、さらには手元にお金を残してそれを増やせるように運用する・・・
これが大事です。
このスキーム・循環のなかで生活していかないと貧窮のサイクルに陥ってしまいます。
自分の目先の欲求に負けて消費・浪費で借金をすることは禁物ですね。
クレジットカード払いは本質的には1か月後に手元にあるハズのお金を前借りして今使うことです。
利息がないように思えるので容易に使いやすいですが本来は「前借り」に利子がつくものですから要注意です。
未来のお金をあてにして「今」そのお金を使う 、ということを習慣化してはいけないですね。
○ 手元にあるお金の範囲内で暮らす
× 借金して暮らす
この大原則を守ることはすべてのサラリーマン家庭にとって重要なことだと思います。