自分に自信を持つことは、平常心を保てることにつながりますし、いろんな局面でその自信が良い方向へ物事を導いてくれると思います。
もちろん、自信がかえって災いとなる場合もありますが、でもそうなる確率(パーセンテージ)は低いと思います。
自分に自信を持てる人は迷いが少なく、自分自身の活かし方をよくわかっています。
つまり、自分に自信がある人というのは、「自分自身の行うことがいつも正しい」と思っているというよりは、「自分自身のことをよく理解している」という傾向があるということです。
だから、発言や行動に迷いを持たず、幾多もある選択肢の中から最適に思われる選択肢をすぐさま見つけ出し、実践に移す・・・ということができるわけです。
自分自身の価値観や哲学、好み、得意・不得意などをよく知っていて、己の力量を適切に把握できている人は、自分自身にけっこう自信を持っているものです。
言い換えれば、自分自身の取り扱いをよく知っている・・・ということです。
そして、もうひとつ、そういう人たちは過去の生きざまにおいて自分の為し得たこと/成し得なかったことなどから自分の「統計学」をキチンと見つけ出し、経験値として積み重ねていている・・・ということが言えます。
自分の統計学があると選択に迷いが生じなくなり、自分のことがよくわかって活かし方が適切となり、それが自信につながる・・・のだと思います。