新年になって、子どもを持つ親が元日にほぼ必ず行う行事があります。
その行事は子どもの喜ぶ顔を見たいがための親の愛情あふれる行動です。
そのとき、逆に親が自分で自分を情けない・・・と思ってしまうとちょっと不幸です。
そんなことを思う必要はないのに、自分で自分を責めたり精神的に追い込んだりしてしまう人もいるかもしれません。
お正月に親が情けないと思うこと・・・それは、満足できるお年玉を子どもにあげられないことです。
さらに言うと、おじいちゃん・おばあちゃんも自分の孫にたっぷりのお年玉をあげられないとき、自分で自分を情けない・・・ と思ってしまいます。
なぜ、そうした状況が起きてしまうのか?
経済的に不自由だからです。残念ながら家計にゆとりがないからです。
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お年玉の金額は家庭によってそれぞれですが、ある話では一応最低相場らしきものがあるそうです。
それはこういう計算式だそうです。
年齢 ÷ 2 × 千円
たとえば10歳の子どもだったら、10÷2×千円で5,000円のお年玉となります。
11歳だからと言って11÷2×千円=5,500円という、お札と小銭をセットにするのもちょっと???ですからあくまでも目安にするのが良いと思います。
お年玉をもらうと子どもは喜びます。
小さいときは、結局それを親が管理してしまう場合もありますが、やがて自分で管理するようになると中にはすぐ使ってしまう子もいます。
まあ、それが自己責任の原則を学べる始まりなのかもしれませんね。中には、ちゃっかりずっと貯金している子もいると思います。
1年1年では、貯金している子としていない子との差はたいしたことありませんが、10年・・・20年経つと大きな差になります。
中には数十万円、100万円以上にも貯まっている人もいるでしょうね。
そんな子どもの未来の人生のために! ・・・と思うと少しでも多く渡してあげたいな、と思うのが親の偽らざる心情だと思います。
そのとき、少なくとも来年も子どもの喜ぶ顔を見たい・・・お年玉をたくさん子どもにあげたい・・・そのためにも今年稼げるようにがんばろう! と前向きに発想することが大切だと思います。
今年の仕事、ビジネス、投資などをがんばる目的の一つに 「子どもに満足できるお年玉を来年あげるため」ということを加えるのも良いかもしれないですね。