【採用】苦労経験のない人を採用しない
- 2015/10/29
- ビジネス・経営
- リーダーマインドセット, 人材採用, 経営者
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人はできることなら苦労はしたくないものです。ところが、苦労を経験していないといろんな意味で人は大きくなれませんし、魅力も醸し出すことができません。
会社で人を採用するなら優秀な人を採用したいのは当然としても、そのときに「苦労人かどうか」という観点で目を光らせることも大切なポイントです。
この観点でみるとその時点では極端に優秀ではなくても、少なくても良い人材であることが多いと思います。
「素直でない人」を採用するのは避けることが無難です。
素直でない人は、入社後にさまざまなトラブルを巻き起こします。なぜなら「素直でないから」です。
いわゆる見た目が美人の人でも、性格が素直でなければ不採用にしたほうが後々のトラブルを回避できると思います。
同様に、出身大学等の学歴に惑わされてもいけないですね。出身学校にはさほど意味はないものです。むしろ、偏差値の高い学校を出ている人ほど「素直でない」恐れがあります。
会社によっていろんな採用基準を設けていると思います。
言えるのは「何の苦労もしたことがない人よりも、ある程度の苦労・理不尽な思いを経験してそれに耐えてがんばって何かをつかんできた経験を持っている人は打たれ強いので、ビジネス社会でがんばって働いていく資質を持っている場合が多い」・・・ということです。
「苦労経験」を持つ人は不思議と人間力が高くなる傾向があります。
「苦労経験」を持たない人は、今後の苦難の過程において「壁を越えられない/越えたくない」・・・となり、組織の中では融通がきかなくてノイローゼや鬱になる恐れもあります。
最初からそういう人を採用しないほうが無難だと思います。
そこまで気を配って採用やマネジメントをしているリーダーは少ないと思いますが、逆に言うと「デキるリーダー」はそこまで配慮して組織を運営しているものですね。