マンションを買って家賃収入を得よう!・・・と最近は、本当にいろいろなところで取り上げられるようになったと思います。
不動産投資は、最初にある程度勉強して基本的なことをいくつかしっかり理解して行えばほとんど失敗する恐れはないと思いますが、逆に言うと何も勉強しないで手を出すとたいてい失敗します。
大事なこと/コツはいくつもありますが、その中でも特に気をつけるべきことは次の3つです。
1.稼働力があること
2.収益力があること
3.担保力があること
AKB48の歌「Everyday、カチューシャ」の歌詞に「~カチューシャ~♪」というくだりがあります。
不動産投資については、これに倣って「カ・シュウ・タン~♪」と覚えています。
カ・・・稼働力
シュウ・・・収益力
タン・・・担保力
です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.稼働力とは、すなわち借り手(賃借人)がいることであり、つまり需要があることを意味します。
ビジネスは「まず顧客ありき」が大原則です。
不動産投資では「賃借人」がいることが大前提であり、賃借人がいなければ不動産投資は成り立ちません(不動産投機は別モノです)。
2.収益力とは、利回り採算のことです。
もちろん、利回りは高ければ高いほど投資メリットがありますが、世間相場からあまりにかけ離れているのもちょっと怪しさを感じる感性も必要です。
逆にあまりにも低い利回りなら、もっと別の投資を考えたほうがベターとなります。
3.担保力とは、銀行からの融資を受けられることです。
現金一括で不動産を購入する人には関係ないので3番目に置きました。
たいていの場合はローンを組んで不動産を購入しますから、そのためには物件自体に担保力が必要です。
これらを合わせて「稼・収・担(カシュウタン)」と覚えると忘れにくいと思います。
そのうちの稼働力を得るためには立地が重要になってきたり、間取りや設備等も大事な要素になったりしていきます。
物件を見るときは、まず前述の3つのポイントをチェックして、それからもっと細かいところに入っていくと良いと思います。