2年前(2013年)の今日、元・読売ジャイアンツの川上哲治さんが93歳でお亡くなりになりました。
赤バットの異名で名を馳せた現役時代には「俺のバットの前ですべてのボールを止めてみせる」という発言から、赤信号をもじって赤バットを使用されていました。
また、川上さんは「組織は常に刺激しないといけない。停滞すれば澱(よど)む」とも言っておられました。
そのとおりだと思います。
組織が停滞するのは、自社の組織にしか視点が届かなくなるからで、要は視野が狭いために起こる現象だと思います。
世間知らず!・・・なわけです。
自分がどうであれ、世の中は毎日必ず変化しています。そしてほぼ9割以上の確率で、その変化とは「進化・成長」です。自分も成長しなければ、置いてけぼりにされて自社の組織は澱んでいくだけです。
澱みは透明感を無くし、汚れ、沈殿物を生じさせます。 異臭を放ち、他者(お客さま)を遠ざけるようになります。
通り過ぎていくお客さまを伝説の赤バットよろしく自分のお店で足止めさせて、適切な接客をもって喜んで買い物をしていただく・・・。
そんな理想形を描いて日々成長を怠らない努力の姿勢を持つことは、とても大事だと思います。