日本語で「こたえる」というとき、漢字に直すと「答える」と「応える」と書くことができます。
答える・・・answer
応える・・・response
といったように、それぞれ英語に直して伝えると外国人にはその意味味がわかりやすくなります。
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ビジネスとは「顧客の需要に応えること」であって「答える」こととは別物です。
また、サラリーマンが会社で働く時の仕事というのは「会社の求める需要に応える」ことであって「答える」ことではありません。
顧客が、社会が、世界が、未来が求めているのは、多くの場合は相手側からの「応え」であり、ときにそれが「応えかつ答え」になります。
あくまでも優先順位は「応え」が先であって「答え」ではありません。
なぜなら、世の中に「正しい答え」などなく、答えはいつも自分の判断に委ねられているものだからです。
自分が出した答えを正解にするも誤答にするのも、それは自分次第です。
それを承知のうえで、「自分なりの応えかつ答え」を導いていくことが大事です。
いずれにしても「サラリーマンの仕事は会社の需要に応えること」だと理解し、「ビジネスとは顧客の求める需要に応えること」だと強く認識しておくことはとても重要なことだと思います。