独立起業して10人に9人が越せないカベとは?

サラリーマンが会社である程度の実績を積んでくると、個人で独立したほうがもっと儲かるぞ・・・と考えて勇んで起業する人がでてきます。

決して悪いことではないのですが、会社の看板に守られていたサラリーマンと後ろ盾なく独立起業した事業主とでは、同じ分野のビジネスを行うにしても「越さなければいけないカベ」がいくつもあります。

個人で独立起業した人の10人のうち9人が最初につまづいてしまう大きなカベは「顧客集め」です。

いわゆる「集客」であり、さらに遡って言えば「集見込み客」です。

100人いてうまくカベを越えられるのは10人くらいで、残りの9割はどうしてもこの段階で滞ってしまうと言われます。

カベを超すに越せないままだと売上と利益のバランスを保てず(=赤字)、ただただ時間だけが経過していきます。

そんな赤字の状態でどこまで持つか?

このつまづきポイントをいち早く乗り越えた人が、とりあえずは独立起業で成功者となれる予備軍の人とも言えます。

経営は生きた経済活動事業運営ですから最初はクリアできても数年経ってからうまくいかなくなる場合だってあります。

継続は大切であり、一方で油断大敵です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お客さまが集まらないと、やがて「商品」も劣化していくというか、経営者自身にさまざまな迷いが生じてしまいます。

そうなると悪循環に陥ります。

誰かそばに参謀役の人がいてくれれば客観的な見方を忘れずにいられますが、ほとんどの場合そういう人は傍にいませんからどんどん深みにはまっていきます。

最悪の場合「倒産」です。

そうならないためにも、独立して起業するときはいくつもの気をつけるべきポイントを紙に書きだしておいて、都度解決できるかどうかを自分なりにシュミレーションしてみることも大事だと思います。

そうすると、予め問題点を知り、「先手」を打つことができます。

シュミレーション上ではうまくいくと思っていたのが、実際には思ったとおりにいかなかったとしても「焦り具合」が違います。

何も考えていなかった想定外の問題は相当ビビりますが、あらかじめ想定していた問題は多少の心の余裕をもって対処することができます。

まあ、そうは言っても一番大事なのはキチンと問題解決ができることですが・・・。

いずれにしても、独立起業後に必ず立ちはだかるカベには「顧客集め」という大事なステップがあることを知り、あらかじめクリアできることをシュミレーションしておくことは重要だと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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