お店の人は毎日同じような注文を受けているので自分には「当たり前」に思えることであっても、そのお店に始めて来店したお客さまにとっては「初めて」のことなので、勝手がよくわからないことは多々あります。
そんなときのお客さまは「間違えたらどうしよう・・・」とか、「ヘンなことを言って笑われたら恥ずかしいな・・・」と思っています。
初めてのお店で初めての注文をするときはちょっとしたストレス(苦痛)があるものです。
慣れてくれば問題なくできることも、最初はとまどうのが人間です。
特に言語が通じない海外ではそうした傾向が顕著ですね。
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店員にとっては1000件の中の1つの注文(1000分の1)でも、初めてのお客さまにとっては1分の1の注文です。
大事なのは「初めて利用するお客さま」のことをいつも意識して接客する姿勢を持つことです。
それが、そのお客さまの次(=リピート)につながり、ひいてはお店の繁盛につながり、経営の安定につながります。
商売繁盛とは言ってみれば「リピーターの創造」あってのことです。
リピーターが多いということは、お店の評判も良いことを意味しますし、繁盛すること必至です。
そこから紹介客を呼び込んでくれます。
そうやって徐々に経営が安定していくわけですが、忘れてはいけないのは大元(おおもと)に「初めて来店したお客さま」がある・・・ということです。
初めて来店のお客さまを大切にする・・・そんな覚悟と信念が必要ですね。
人生もそうですが、事業経営でもやはり「覚悟」を決めて「信念」をもって臨むことが大事だと思います。