人生には正解が無数にありますし、反対に不正解も無数にあります。
人は、そうした中から都度選択と決断を繰り返しながら自分で自分の人生を生きていきます。
ビジネスや経営においても同様で、正解と不正解は無数にあります。
リーダーは、そのたくさんある中から正解を見つけ出すことが必要ですが、その場合の正解は別に他の会社の正解とは限りませんから、あくまでも「自社にとっての正解」を選択することが大事です。
そして、やっかいなことにその正解は明日には不正解となっているかもしれず、結局正解と不正解は紙一重であると言えます。
それほどリーダーの意思決定は難しいものですが、だからこそやりがいがあるとポジティブに考えることが大切です。
一番いけないのは、決断できずにズルズルと時間を引き伸ばし、その間部下の行動(仕事)を止めてしまうことです。
決めかねてウロウロするのではなく、ドシッ!と構えて、たとえ間違った選択をしたにせよ、早く決断をすることです。
早く決断して業務を早く遂行させて後で修正していくほうが大事です。
そして、人間的にも能力的にも優れた判断力を身につけれるようにリーダー自身の自己研鑽を継続する姿勢が求められます。
リーダーがリーダーとして力を発揮するには自分自身の能力、資質とともにそれらを高めるための勉強や修練が必要ですね。