
金持ちケンカせず・・・と言われます。
会社でも、出世していくビジネスマンを見ていると「頭のいい人は戦わないものだな」と気づけます。
余計な戦いを社内でしない/意味のない軋轢を生まないことで社内に敵を作らず、それが巡り巡って出世・昇進にも好影響を与えてくれると思います。
若い頃は自分の優秀さを示すために相手を攻撃することが多々あるように思います。
でも、その時の戦いには勝てるかもしれませんが、長期的に勝ち続けることはできず、精神的に休まることもなければ徐々に疲弊して自分が自分でなくなっていくかもしれません。
その時・過去の攻撃相手は「敵」になっていき、その場では勝てたとしても、いつか仕返しされる恐れ大です。
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優秀な部下が上司と衝突するときがあります。
なぜ、上司と戦ってしまうのか?
一つの原因は「自分のほうが優秀だと認めてほしいから」・・・。
上司に「君は優秀だね、君は仕事ができるね」と言ってほしいのかもしれません。
でも、上司も人の子ですから、自分が部下に打ち負かされた・・・と思えばかなり傷つくでしょうし、部下を好きにはなれないでしょうし、そんな部下を大切にしようとは思えなくなるハズです。
巡り巡って、部下にとっても損失です。
人は簡単に傷つきます。
誤解することもあります。
上司を「これは間違っている!」と糾弾せず、「これは私の考えている結果と違うのですが、なぜそうなったか教えてもらえないでしょうか?」と下手に出てむしろ教えを乞うような形で臨めば関係性は保てます。
部下の立場で上司に「上からの物言い」で質問をすると逆効果ですが、「下からの物言い」で質問をするのは有効です。
質問する行為は、教えを乞うことです。
すべての人に好かれようとしなくてもいいと思いますが、なるべく相手のいい面を探して好きになるように努力したほうがベターです。
金持ちケンカせず・・・の妙味を身につけ、余計な戦いをしない生き方のほうがサラリーマンはハッピーに過ごせると思います。