未来は「変える」というよりも「創る」という表現のほうが正しいのかもしれません。
なぜなら、未来はまだ実現していないことなので「変える」ということは理論的におかしいからです。
未来は無限の可能性があります。
未来は言わば真っ白なキャンパスに自分の選択と決断でいかようにも好きに描けるものです。
想像力次第でいくらでも何でも自在に描くことができます。
つまり「創る」ことができる世界です。
そして、さらに大事なことは「その選択と決断は何によって導かれるのか?」・・・ということです。
それは、その人の価値観・優先順位によります。
言い方を変えれば「人間力次第だ」ということです。
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サラリーマンが平日の朝に会社へ出勤するのは「家でのんびりしていること」より「会社へ出勤すること」のほうを優先して大事にしているからです。
休日なのに会社へ仕事をしに行く人がいたなら、「休日は家にいること」より「休日でも仕事に出かけること」のほうをその人は優先して大事にしているから・・・です。
人の行動や人生は「何を優先し大事にしているか」によって導かれます。
だから、人生は自分の優先順位にしたがって創られていきます。
自分が何を選択して決断しているのかを自覚して意図的に見直すことができる人は、未来を創造できる人です。
優先順位を意図的に変えることは、すなわち「現状維持を止める」ことにつながり、人生に変化をもたらします。
優先順位を変えれば「現在のバランス」は一時的に崩れますが、時間の経過とともに回復していきます。
人生はバランスを崩すことと平衡させることを繰り返しながら構築していくほうが面白いと思います。
今年がどんな1年だったかは、自分がどんな優先順位を大事にしてきたかによります。
来年がどういう1年になるかも同様です。
そのためにはどんな優先順位にするべきなのか?
他人の手で創られた未来を生きるのではなく、未来を自分の手で創っていく姿勢が大事ですね。