奨学金は「借金」の一つ

大学時代に必要となる学費はここ十数年でかなり値上がりしています。

子どもが自立するまでに一番お金がかかるのはこの「大学時代」だと思います。

最近では「大学生の奨学金問題」がよく取り沙汰されるようになりました。

何が問題かというと、借りた奨学金を返済するのに時間がかかり、社会人になってもなかなか返済しきれないまま結婚もままならなくなる・・・ ということのようです。

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実は奨学金には「貸与型」と「給付型」の2種類あります。

貸与型は借りているのでいずれ返さなくてはいけません(多くの場合は金利もかかります)。

給付型はお金をもらいきりになるので、返す必要はありません。

一般的に奨学金と言えば「返さなくてもいい」というイメージがありますが、実際はほとんどが「貸与型」なので返済義務があります。

つまり言い方を変えれば「借金」です。

使い道が学費等というだけのことであって、何のことはない通常の借金と何ら変わりません。

名称を「奨学金」というからヘンなカン違いをしてしまうのかもしれません。

言うなれば「奨学借金」なので利子をつけていずれ返済することをよくよく気をつけておかないと後で痛い目に遭います。

「大局を視て小局を為す」ことが大事です。

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結婚して子どもができたときは、いずれわが子が大学進学までするのかどうかを考えて、もしも進学するなら生後18年後~22年後を見据えて学費を用意する親心も重要だと思います。

人の価値観によって異なる点ですが、私は子どもが社会人になるまでの生活に必要なお金を親が工面してまかなうことは「親の義務」だと思っています。

だから、大学学費を用意してあげるのは親の務めだと考えています(ただし、卒業後はもう面倒を見ません )。

うちでは生まれてすぐ学資保険に入り、学費の一部をその手法で積み立てました。

こうした意識と行動は「お金の教養」によるものだと思います。一般的な常識の範囲内であらかじめ想定できるお金のことはキチンと考えて行動することが大切です。

それがお金の教養のある人の行動パターンでしょうね。これができないと、後に子どもが余計な苦労を強いさせます。

そして、奨学金は給付型でなければもらう意味がないというか、貸与型でもらうのであればその仕組みをわかりやすくしておくべきだと思います。

ヘンに誤解を与える「奨学金」という名称にしないで、「奨学借金」「奨学融資」と「借りる=返す義務あり/金利も必要」ということがわかるようにしたほうがベターだと思います。

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澤井豊オフィス澤井 代表

投稿者プロフィール

1964年、富山県生まれ。大学卒業後、大手株式専門証券株式会社に入社。学習塾を運営する未上場会社に転職後、会社を東証2部上場および東証1部上場に導く。人事・財務・IR・総務の経営リーダーとしてM&A、会社分割、グループ経営移行を行い、社員研修においては延べ1万人以上に実施。ライフプランに沿って経済的自由を得た後、会社を50歳にて退職。

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