おカネを「どうやって手に入れるか」で悩む人はいても、おカネを「何に使うか?」で悩む人はまずいません。
お金がありすぎて使い道に困る・・・なんていう人はほとんどいないからです。
古今東西、人が求める変わらぬニーズの一つは「どうすればおカネを(たくさん)得ることができるか?」です。
書籍でもメルマガでもセミナーでも講演会でも、いろいろ手を替え品を替えの繰り返しでお金儲けの方法が語られ続けています。
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お釈迦さまは「どうやっておカネを手に入れるか」より「おカネを何に使えばいいか」のほうがずっと難しい・・・と教えられていたそうです。
さすが境地の達人は違いますね。
私たちがより大切にしなければいけないお金に関する問いかけは「おカネをどうやって手に入れるか」ではなく「お金をどのように使うか」にある、と考えると、その瞬間から意識が大きく変化します。
ここを間違えて、その結果幸せになるどころか、不幸、破滅を招いた人いは世間に大勢います。
お金の使い方・・・を重視する姿勢は大切です。
そして、年齢がいくつであっても「お金は体験に変換したほうが将来的に役に立つ」と日々意識しておいたほうが良いと思います。
私は(遅かったのですが)30歳を過ぎてそのことに気がつきました。
気がついてもなかなかすぐに行動を改めることはできませんでしたが、少しづつ行動を変化するように心がけてはいました。
当時はあまりよくわかりませんでした(本当にそれで良いか自信が持てませんでした)が、今は、そうした意識づけができたことはとても良かったと思っています。
そして、これからもその意識を忘れないようにして生きていこうと思っています。
お金は天下のまわりもの・・・ですから、後生貯め込んで死んでいっても意味がありません。
使えるときに使う・・・できればモノではなく体験に使う・・・という意識はその人の人生をきっと好転させてくれると思います。