人は自分に必要な情報を求めます。
ダイエットする良い方法はないか?
値上がりしそうな株は何か?
どうしたら結婚できるか?
簡単に稼ぐにはどうすればいいか?
・・・などです。
そこにはまず何らかの「目的」が先にあって、次に「手段」を探す・・・という順番になっています。
いきなり手段を探す人はいないハズです。
さらに言えば、そのときの目的も実はさらに別の「本当の」目的の手段でしかなかったりします。
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ビジネスでお客さまにとって「商品の購入」は数ある手段の一つに過ぎず、お客さまの真の目的は決して「購入すること」にあるわけではありません。
目的は別のところにあります。
商品・サービスを提供するときには、単に売れればいいや・・・の発想ではなく、自社商品を手にすることでお客さまがどんな目的を実現することができるのか?を真剣に考えてみることが大切です。
そして、それを素直に口に出してお客さまに伝える/確認する/教えてあげることがコツです。
お客さまは時として自分自身でも目的を見失っている場合があります。
だからこそ、キチンとお客様を誘導して納得のいく道筋を作ってあげると感謝されます。
感謝される仕事は本当にやりがいを感じるもので、ますます仕事・ビジネスに取り組む姿勢が上質なものとなっていきます。
「目的があって次に手段を探す」のが人の常・ビジネスの肝要点だということを忘れてはいけないですね。