早くも夏物商品のバーゲンが始まろうとしています。
やりくり上手な人は、この時期に夏物を安く購入して来年に備える・・・ということをしますね。
表現というのは面白いもので、同じことを言っているのに表現の仕方次第で、効果が違ったりします。
たとえば、「50%OFF」と「半額セール」というのもそうです。
あるいは「5割引き」という言い方もあります。
どれも同じことを言っています。
でも、チラシに書かれているその表現の違いで受け取り手側に差が出ます。
実際に店頭で書かれていたり、シールが貼られていたり、ポスターが出ていたときは、チラシとは違った受け止め方をしてしまいますね。
ビジネスでは、唯一の正解というのはありません。
大切なのはそのどれをも試してみることです。
そして、自社にあった表現・・・自社商品にあった表現を見つけ、それを有効活用することです。
さらに、その表現が常に一番とも限りませんから、時と場合によってはまたテストをして試してみる姿勢も必要です。
他にも駐車料金で「1時間600円」とするのか「60分600円」とするのか、あるいは「30分300円」とするのか?・・・も思案のしどころです。
「全品2割引き」とするのか「50名に1人無料」とするのか?・・・も同様です。
「50%引き」とする際に「もう一つ買うと2つ目は無料」とするやり方もあります。
人は言葉によって自分で勝手に想像し、その想像によって意味付けをして感情を揺さぶり、やがて行動になって現れます。
何をどう表現して、お買い得感を出すかは知恵の絞りどころ・・・ですね。