消費者の立場で見れば、「自分の支出は誰かの収入」であり、「お金を使った=誰かに収入をあげた」ということが言えます。
ここを消費者ではなく逆の立場で見れば、「あなたが稼ぐ=誰かがお金を払う」ということです。
構図は簡単ですが、この視点を強く持つことができると、「じゃあ、お金を稼ぐには誰かがお金を払うようにちゃんとしなくちゃいけないな」・・・とか、「誰かがお金を払いたくなるように仕向けることが大事だな」と気づけます。
ビジネスでは、「誰かにお金を払ってもらえることを本当にキチンとしているのか?」・・・と顧みる姿勢は大切です。
「お金を使う=誰かの給料になる」と「社会にお金をまわす」という視点があれば、「世の中にお金をまわす一員」という自覚をもってビジネスを行ない、お金を稼ぎ、そして使える人になるわけです。
いずれにしても、多少の論理性と意図しない好意的な感情がそろわなければ「誰かの購入」にはつながりませんし、誰かに購入してもらえることに感謝する姿勢も必要だと思います。