ビジネスは顧客ありき・・・です。
お客さま なくしてビジネスは成り立ちません。
だからこそ、自社の商品を買ってくださるお客さまのことについて経営者はある程度の想像をし、それを現実のものと比較し、随時修正をかけるなどをしていく必要があります。
たとえば、
Q. お客さまの絞り込みができているか?
Q. 理想のお客さまを想像できているか?
Q. 自社の商品サービスを最も必要としているはどんな人だろうか?
といったことです。
特に「理想のお客さま」を決めることはビジネスの明暗を分けます。
「できていない・・・」としたら、それこそがビジネスの不調/うまくいかないことの原因・理由かもしれません。
これができていない経営リーダーの多くは、自社の商品サービスは、老弱男女、誰にでも、できるだけたくさんの人に買って欲しい・・・と思っている傾向があるのかもしれません。
そんなに幅広い対象のお客さまが対象となる商品、サービスというのはなかなか存在しないものです。
どんな人にでも通用する最適な商品ですよ~と言われて、「おお~!この商品スゴイ!買おう!」と思う人はあまりいません。
頭痛の人に「これはかぜの症状のすべてに効く薬なので頭痛にも効きます」と販売するよりも、「これは頭痛専門に効く薬です」・・・と言って販売するほうがベターです。
総合的なかぜ薬よりは「頭痛薬」のほうに分があります。
お客さまの絞り込み・・・理想のお客さまの想像・・・理想と現実のギャップを常に検討・改善していく・・・といった姿勢はビジネスに携わるリーダーに必要なことだと思います。