最近はサイクロン式の掃除機が流行りのようですが、掃除機は部屋によって電源コードをつなぎ替えるのが面倒なのでコードをついつい伸ばしきって使用することが多くなります。
そんなとき、コードを伸ばしていくと途中で黄色のマーク(テープ)が出てきて、さらに伸ばしていくと赤色のマークが出てきます。
掃除機のコードに黄色と赤色はあるけど青色はない・・・というのが面白いですね。
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赤色は何となく「もうこれ以上伸ばして使わないでね」という趣旨がくみ取れます。
赤信号!というイメージがあるからです。
黄色は「注意して使ってね」かと思っていたのですが、実際は「ここ(黄色マーク)よりもちゃんと伸ばして使ってね」という意味だと最近知りました。
つまり、掃除機を使うときは「黄色マーク以上赤色マーク未満でコードを伸ばして使う」のが本来の適切な使い方だということです。
なぜ青色でなく黄色なのかは、注意を喚起しやすいから・・・のようですが、なぜそんなにコードを伸ばさなければいけないか?というと、そうしないと掃除機の中でグルグル巻きの線に熱がこもって危険だから・・・だそうです。
掃除機内部に熱を滞留させないために、掃除機を使うときはコードをある程度以上伸ばして使うのが適切だ・・・ということです。
昔はそもそも黄色マークはなかったと思いますが、そんなところにも工夫・改善が少しづつ為されてきているんですね。
一番大事なことは、そうした正確な意味付けを適宜キチンと知らしめて行くことだと思います。
情報は、持っているだけでは何の役にも立たなくて、有効に使うことによってのみ情報は活きてくるものですね。
ビジネスで情報の公開というのは時によってとても重要なことだと思います。