減点主義よりも加点主義の方針が良い!

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

ゴールド免許は運転免許証の更新等をした時点において、過去5年以内に加点対象となる交通違反がない優良運転者に与えられる運転免許証です。

ここでけっこう盲点になりがちなのは「加点対象となる交通違反がない・・・」というところです。逆に言うと、「交通違反をすると加点される」ということです。

一般的に、スピード違反や駐車違反などいわゆる交通違反をすると「減点された…」と言いがちです。

1点減点・・・2点減点・・・と言ったりしますが、これは誤りで、正しくは「加点された」です。

加点され、その合計点数が一定水準に達すると、免許停止や免許取り消しになります。交通違反が何もなければゼロです。

減点方式で物事を考えると、あたかも最初に自分の持ち点があって、違反をするとそこから徐々に点数が引かれていくように思えます。

そして、これは日本の良くない文化の一つだと思うのですが、日本は昔からミスをすると減点されていき、何もミスをしなければ持ち点変わらず・・・という評価がされてきました。

ミスをしない人、減点されない人が優秀であるかのようなとらえ方です。でも、前向きな行動をしてミスをした場合、それは失敗であって失格・落伍ではないのが本来のあるべき姿だと思います。

失敗は次につなげる貴重なステップ・道しるべになりますが、失格・落伍はもう次がありません。その失敗があるからこそ、他の人が同じ過ちをせずに次へ進めることもあります。

減点方式は「事なかれ主義」を生み出し、「やったもん負け文化」を醸成し、「何もしないでやり過ごすのが一番」という悪習を作り上げてしまいます。

「これをやって失敗したらどうしよう…」と思わせ、結局「行動できない人」を作り上げてしまいます。この考え方・文化は良くないと私は思っています。

行動してミスをしたら、確かに減点1点でも構わないのですが、他の人が怖がって何もしなかった行動をとったことに3点を加点することも必要だと思います(=差引2点の加算)。

さらに、もしそこでうまくいけば成功点10点を加算すると良いと思います。また、何も行動しない場合はそれ自体を戒めるという意味で減点2点とするというのも、場合によってはアリだと思います。

運転免許証が加点主義になっているにも関わらず減点主義と錯覚してしまう私たちですが、世の中は減点主義よりも加点主義で生きていくほうが良いと思います。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-6-16

    リーダーが社員に与えるべき正しい負荷とは?

    作用があれば反作用があるように、負荷をかけるとその負荷に反発してある種の「力」が起きます。 筋…
  2. 2017-5-26

    大切なことは「始めること+続けること」

    相田みつをさんの言葉に 「そんとくか 人間のものさしうそかまことか 佛(ほとけ)さまのものさし…
  3. 2017-10-15

    あなたの収入は何のため?

    私は「不労所得」という言葉を普段使わないのですが、世間一般では「働かないで得られるお金のことを不労所…
  4. 2019-12-17

    「条件付きの自信」を「条件なしの自信」に変える

    仕事で「ゲン担ぎ」をすることは構わないですが、「条件付きで自信を持つ」ことはあまりしないほうが良いと…
  5. 2020-6-20

    【重要】自分で老後の生活資金を確保しなければいけない時代

    これまで政府が「安心、安心」と言ってきた公的年金制度は、まあ崩壊することが仮にないとしても、老後の生…
  6. 2020-10-11

    【重要】不動産投資で「自宅の近くで物件探し」はNG?

    本業にほとんど負担をかけずに自分の収入を増やすことができるのが「投資」です。 そして、その代表…
  7. 2017-10-7

    新規ビジネスのチャンスを見つけるヒント=「不」の効用

    ビジネスは「まず顧客ありき」で、「顧客=需要」が必要です。 その需要を見つめるためのヒント、す…
  8. 2018-4-6

    投資資金を区分けすることも大切です

    お金がある程度貯まってきたら、人はそれを使って「お金を増やしたい」と思い始めます。 お金を増や…
  9. 2019-8-26

    営業職を毛嫌いしてはいけない

    大学3年生の中には、もう再来年の就職に向けての活動を始めている人もいると思います。 なかな…
  10. 2018-5-29

    ケネディ一家に学ぶお金の話

    5月29日は、アメリカの元大統領ジョン・F・ケネディ氏が生まれた日です。 トランプ大統領が昨年…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る