マンガや創作ドラマではこんなシーンがあったりします。
→ 10年後の未来から主人公がタイムワープして来て、今の自分に話しかけます。
「10年後には、せめて10年でもいいから戻ってやり直したいと思っている。
だから、今やり直すんだ!今やり直せば未来は変わる!」・・・と。
ここから少し転じて自分自身にこんな問いかけをしてみると良いと思います。
もし、10年後の自分と話せたら、10年後の自分は今の私に何を言っているだろう?
→ 10年後の理想の自分と相談する・・・。
10年後のあなたはどんな人になっていますか?
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家やマンションなどの建築物であれば、実際に建てる前に入念に設計図を描き、不備が無いように配慮します。
設計図がしっかりしているからこそ、当たり前のように安全で快適な家やビルが建つわけです。
逆に、設計図が無いままに建てられた家やマンションであれば、どんなに見た目が華やかでも怖くてとても住めたものではありません。
設計時点での問題を後から補強して修正することは、技術的にも費用的にもかなり大変なことになります(場合によっては不可能かも?)。
→ 人生においても同じことが言えそうです。
旅行であれば、交通手段やルートや費用を事前に確認し、適切な予約をとったり必要なモノを揃えたりする人であっても、人生においては行き当たりばったり・・・せいぜい1年先くらいの目先のことしか考えていない・・・という人は多いかもしれません。
あとになって「昔をやり直したい/修正したい」と言っても既に手遅れで不可能です。
自分の人生を俯瞰して視る姿勢は大切です。
人生の設計図を書くのであれば早ければ早い方が良く、後で修正するのはほんの微調整程度・・・としたほうがベターです。
10年後の未来の自分ってどんな人だろう?
20年後にどんな自分になっていたら成功したと言えるだろうか?
今のままで生きていたら、30年後の私はどんなことで後悔してるだろうか?
40年後に「あれをやっておけば良かった/あの時に始めていれば良かった」と思うことは何だろうか?
・・・といったことを少しでも検討してみると良いと思います。
人生の設計図を描いて10年・・・20年・・・30年・・・40年・・・50年・・・という長期目線で計画したり、それを逆算して実行に移すというのは骨の折れることで至難なことかもしれません。
でも、時間はたっぷりあります。
また、ここでかけた時間と労力は、確実に自分自身に大きな時間とお金の節約と大きな成果をもたらしてくれるハズです。
今までの延長線上の1年と、ライフプラン+マネープランを計画し実践する1年とではどちらも同じ1年ですが、得られるものは大きく変わることになります。
5年・・・10年と時間が経てば経つほどに大きな差となっていきます。
「短期的なこと/目先のことで人生を流されないように気をつけ、長期目線で将来の経済的不安を払しょくし、未来はお金と時間にゆとりのある理想の人生を手に入れるぞ!」・・・と自分自身に語りかけてみると良いと思います。