人生を激変させるような出来事や体験というのはたいていは「若い頃」に訪れます。
その要因は「若い頃は世間知らずで無鉄砲だから」であり、また「歳をとると変化を嫌い、自ら変化につながるようなことをしなくなる」からです。
何といっても、エネルギーがあってやりたいことがたくさん湧いて出てくるのが若者の特権です。
経験や体験というのは時間が経つと徐々効いてくることもあるので、そういう意味では若い頃にやってしまうほうが効果的です。
未来の時間軸のどこかで、今の経験・体験が役に立つとしたら、それを若い頃(10代・20代など)でやるか、それとも歳をとって60代・70代でやるか?
どっちがより効果的かと言えば、やはり前者のほうです。
その後に生きられる時間軸が長ければ長いほど、役に立つ可能性が高まります。
ところが、若い頃はやりたいことやエネルギーが有り余っていても、先立つお金が不足気味です。
給料も安いし、経験やスキルも浅いから労働にレバレッジがかかりづらく、どうしても手取り収入が低くなりがちです。
そうした環境下であっても、その時しかできないからこそこれぞ!という経験や体験をしたいとすれば、自分の未来を担保に入れてお金を借りるしかありません。
→ この発想が大事です。
若い頃の経験や体験に関することで、仮にその時に数百万円くらいかかるとしても、それは逆にその程度の金額でどうにかなるのならGo!です。
お金を借りてでもぜひ実現させるべきです。
そこでの借金はその後いくらでも返済できます。
そんなことよりも、その年齢で真剣に考えた願望を実現させたという経験値のほうが尊いと言えます。
私は15歳の時にその決断をして16歳で単身渡米しました(2か月だけですが・・・)。
今から44年も前の話ですから、その当時としてはかなり珍しいこと、非常識なこと、世間ではありえない発想だったと思います。
大方の人は自分の願望をこのレベルで考えることをしません。
だからそんな願望を実現させずに歳をとっていくのだと思います。
私は誰もが望んでも今では決して味わうことができない貴重な体験・経験を44年前に自らの選択と決断によって実現しましたし、それを微塵も後悔したことはありません。
むしろ、本当に良かったと思っています(だからこうして書いています)。
願望は基本的には叶ってしまうもの・・・であり、この価値観を持っていると、連鎖反応よろしく次の願望が叶うことにつながっていくような気がします。
叶わない人には一生まったく叶わないものですが、叶え方を分かってしまった人には何度でも繰り返し、それこそ好きなだけ叶ってしまうものかもしれません。
特に若い頃に願望を叶えた人は、それ以降の人生で何度も願望を叶えられると思います。
若いころは多少の無理をしてでもいろんなことにチャレンジしてみると良いと思います。