
サラリーマンが今の会社を退職して別の会社に就職し直すなら「転職」と呼ばれ、会社組織に属さず自分自身で仕事を始めるなら「独立起業」と呼ばれます。
どちらも一長一短がありますし、多くのサラリーマンは「今の会社に居続ける」という選択肢を選んでいます。
自分の置かれている状況などによって自分の意識が変化することはありますが、できれば「定年退職まで居続ける」のか「機会をみて転職する」のか「〇歳までに独立する」のかを自分なりに決めておき、自分のライフプランに組み入れておくと良いと思います。
そのほうが「自分で自分の人生を生きている」ことになりますし、行き当たりばったりでその場で生き方を変えることにつながりにくくなります。
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独立起業には「会社形態」にする場合もあれば「個人事業主」として行なうやり方があります。
これにも一長一短がありますが、私は「個人事業主」としてまずはやってみるパターンのほうがリスクが少なくてベターだと思っています。
そして、そうする傍らで「労働」に頼らない仕組みを構築して、自分自身を就労から解放することを意識すると良いと思っています。
「労働経営者」から脱却し、働かなくても収益を生む「不労所得」の仕組みを構築することのほうが幸せな生き方につながりやすいというのが私の考え方です。
実際、私自身もそうやってきました。
50歳で会社を退職する(とライフプランに書き) → 独立起業(個人事業主として) → 不労所得の仕組みを構築して就労/労働からの解放で・・・を行なってきたということです。
「自らの身体を粉にして働かなくても収入が入ってくる状態」を手に入れることはそう簡単に短時間ででいるモノではないと思います。
数年単位の時間間隔が必要です。
併せて必要なのは「投資」という概念を持ち続けることです。
つまり「(自分ではなく)お金に働いてもらう」という認識です。
私の場合、自分で考え、自分が予定したとおりに行動し、途中計画のズレが多少生じても適切に修正し、ほぼ計画通りの道を歩むことに成功しました。
すべての人が私と同じ道を歩むなんておこがましいことは言いませんが、ただ「ライフプランを描き、それに沿って歩み続ける」という姿勢は持っておくと良いと思います。