「闇バイト」にかかわると、知らないうちに犯罪行為に加担して「犯罪加害者」になってしまいます。
知らなかった・・・個人情報を握られて脅された・・・で済む話ではないと思います。
そんな闇バイトに応募する若者がいる一方で、しっかり見極めて「これは何となく怪しいな!」と感じ取って応募しない若者もいます。
両者を分けるものはなにか?
単に「金銭的にひっ迫しているかどうか」ではないと思います。
月並みな言い方ですが、やはり幼い頃からの「教育・躾の積み重ね(による哲学)」の差だと思います。
世の中には「人の道から外れてはいけない」と言われるように、何があっても絶対にしてはいけないことがあります。
国が変わればその常識も変わりますが、少なくとも日本では「殺人・強盗(の類)」はそうしたことの代表例です。
親・大人は、子どもたち/若者に心血注いでそうしたことを教えることが必要だと思います(特に実親は!)。
闇バイトに応募してはいけないし、仮にホワイト案件と書かれていてもわざわざホワイト案件と書くことの不自然さ、怪しさに気づくだけの力量を持ち、あえて近づかないようにするといった姿勢が大事です。
世の中にお金儲けの方法はたくさんありますが、人が持っているお金・財産を暴力で奪うというやり方はアウト!です。
絶対ダメで、これは紛れなく犯罪です。
闇バイト関連で逮捕される「実行犯」は、ほとんどが20代・30代の若者ですが、彼ら彼女らはいったいどんな「教育・躾」を幼少の頃から受けてきたのかとついつい考えてしまいます。
恐らくその生育過程の中で作られてきた価値観や哲学をもってそうした犯罪行為へと走ることを是としてしまったのだと思います。
残念なことですし、国力・民力の低下を感じます。
教育には時間がかかりますから一朝一夕で何かが変わることはないと思いますが、たとえ地道な道のりであってもコツコツと教育・躾を適切に行なっていくようにすべての人が意識することが大事でしょうね。