人は誰でも「迷う」ものです。
人は「迷う」と意識が分散され本気になって取り組むことができません。
逆に、「迷わない」なら人は本気になって取り組むことができます。
大学受験でも、志望校をあれこれ迷っているうちは真剣になれませんが、志望校を一つに絞り込んで「絶対にここに合格する!」と決め込むと、もう迷いはしません。
仕事でも「これで本当に大丈夫だろうか」などと迷いの心をもっているうちは真剣に仕事ができません。
「よしっ!これで大丈夫だ」と信じこんで迷いを断ち切ると真剣になって取り組めます。
将来の経済的自由を得るために今為すべきことを検討するときも迷いを持ってはいけないですね。
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会社に人生を捧げて毎日電車に乗って出勤し、長時間働き、へとへとになって帰宅し、休日も仕事のことが頭から離れられないような仕事・部下を持っていることを早く手放す必要があると悟り、何のためにここまでして働くのだろう?・・・と自問自答してみると良いと思います。
いろんなことを考え検討していくと、どこかに到達します。
私の場合、結局行き着いたのは長期視点での「不動産投資」に自己が有する経営資源を集中しよう!・・・ということでした。
だから、その時点で保有していた株式はすべて売却し、定期預金はすべて解約し、安定的な家賃収入を得るためにすべてを不動産購入にまわしました。
これしかない、絶対にこれしかない、もう選択肢はこれしかない!・・・と(勝手に)決め込んだわけです。
決め込んだら(=迷いを捨てたら)、それ以外の事を一切考える必要が無くなりました。
ここまで来たら簡単です。
ダメだったら他の手段・・・とか、ダメだったら別の事に挑戦・・・とか、そういう発想はもう持たないわけです。
考えるべきは「意地でもこれをどうにか上手くいかせる/そのためにはどうすべきか?」・・・だけです。
どうすれば不動産を買えるか?どうすれば目的の規模になるか?・・・そのためのシミュレーションは何回も試してみました。
要は「迷いを断ち切り、一点集中できるモノを見つけ、実際、そこに選択と集中をすることが大事」だということです。