何かを得るためには、時としてそれまで自分が大切だと思っていた何かを手放すことも必要です。
高校受験や大学受験で合格を勝ち取るためにそれまで1日の大半をつぎ込んできたクラブ活動をやめたり、趣味を中断させるのも一例です。
病気で入院したとき、命を確実につなぎとめるためそれまで大好きだったお酒やタバコをやめるのもそのパターンの一つです。
サラリーマンで言えば、これまで自分が正しいと思っていた仕事のやり方をやめることかもしれないし、それまで大切だと思っていた人間関係を改めることかもしれません。
自分自身を今より一回り大きく進化させたい場合は、これまでの・・・そしてこれからの自分の生き方の中で不要なものは何か?を見極めることが求められます。
とにもかくにも新しい習慣を自分自身に取り入れる場合は古い習慣をまず止める必要があり、古い習慣を完全に捨て去ってこそ新しい習慣が根付く土台ができあがると言えます。
自分にとってすでに不要となっている習慣はあるだろうか?あるとしたらそれは何だろうか?・・・と一考してみると良いと思います。
そのうえで、自己が有する経営資源をどこに集中させるべきか?・・・と真剣に考えていくと、これまで気がつかなかった何かに気づけるかもしれないですね。