有能な人の3段階
仕事ができる人になるためには、三段跳びのように「ホップ、ステップ、ジャンプ!」と仕事のステージを3段階に分けてとらえることも有効だと思います。
最初のうちは、とにかく目先の仕事に全力集中して一日も早く仕事を覚える段階(=ホップ)です。
次は、仕事を効率よくこなせるように徐々に自分なりの工夫を加えて行く段階(=ステップ)です。
最後は、その仕事のやり方を自分だけではなく、全体に広げていくことに力を注ぐ段階(=ジャンプ)です。
逆に言うと、それができるようになっているときは、その人は会社内で発言力もあり、影響力も持っていると言えそうです。
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さらなる3段階
そのうえでさらに3段階があります。一人前と認められ、周りからも重宝されるようになってきたら、自分の得意な分野を伸ばすことを意識し続けることが大事です。
次に、その得意分野の周辺へ意識の矛先を広げていきます。その周辺分野はある意味では自分にとっての異分野です。
いきなり異分野に手を出すとうまくいきませんが、自分の得意分野の周辺の異分野であれば、まだ興味や関心を持ち続けることができます。
最後には、思い切ってまったくの異分野へ挑戦してみます。
自分の経験を活かした異分野へ進出
ただし、自分の経験を活かした異分野へ飛び出すことが大切ですね。
小さなホップ、ステップ、ジャンプもあれば、大きなホップ、ステップ、ジャンプもあります。
「たくさんの3段跳び」を意識すればいいと思います。
必要なのは、時間と継続力です。
今の自分の行動がホップの段階なのか、ステップの段階なのか、ジャンプの段階なのか?・・・と考えてみるのは、自分の成長にはとても有効な手になると思います。