寓話「ウサギとカメ」の話は誰でも知っていると思います。
実はこの寓話にはいくつもの教訓が秘められていますが、その中で特に大切なことは
1.最後まであきらめないこと
2.他者との競争ではなく、
自分の目標達成を第一義に考えること
・・・だと思います。
特に「2」のほうはこの寓話の教訓として見落とされがちなことなので重要です。
寓話の中で、ウサギは競争相手となるカメのほうばかりを気にしていた結果、心に油断が生じ負けを喫します。
一方、カメはハナからウサギのことなど気にもせずひたすら自分の目標として掲げたゴール到達を目指し、その結果、無事にゴールするとともにウサギとの勝負にも勝利します。
この「目標を見失わない/はき違えない」という差が両者の勝敗を分けたと言えます。
目標達成は自分との戦いであって他者との戦いではありません。
大事なことなのでもう一度書きます。
目標達成は自分との戦いであって他者との戦いではありません。
実社会の中ではこれを忘れている/気づいていない人や会社が多くあります。
企業経営者/組織のリーダーの立場にある人は、自分のことだけではなく、社員や部下をマネジメントするうえでもこうしたことを忘れてはいけないですね。
多くの成功者たちは「カメの姿勢」を身につけているものです。
他人と比べて一喜一憂しているようではウサギの目・姿勢止まりです。
ウサギの目・姿勢止まりにならないよう自分を啓発して「カメの目・姿勢」を持ち続けられるようにしたいものですね。