私は、高校卒業後に一人暮らしを始めた頃から「お金」に対する興味と関心は人一倍あるほうだったと思います。
でも、だからと言ってお金に自分を縛られて、支配されるような生き方は否定して生きてきました。
お金は人生の目的でもなんでもなく、あくまでも「手段」に過ぎない・・・と思っています。
お金があるだけでは実りある豊かな人生を実現することはできない、と思っているからです。
人生において、お金の他に大切なものや必要なものはたくさんあります。
それらのうち、お金で買えるものも多々ありますが、お金では買えないものもあります。
豊かに暮らす大前提になるのは、とにもかくにも「健康」だと思っています。
身体だけではなく、心の健康も維持できなければ、幸せを維持することは難しいと思います。
その健康を前提にしたうえで「お金と時間」が必要になります。
お金と時間はどちらも有限で、人生の制約要因と言えます。
お金は時間と交換することもある程度は可能ですし、健康を得るためにお金を費やすこともできます。
お金は、お金自体で役に立つものではなく、何かと交換したりするなど有効に使うことで、人生を有意義なものに導いてくれます。
闇雲にお金を貯めるだけでも、躍起になってお金を増やそうとするだけでも、幸福で豊かな人生は実現できないと思います。
最終的には、お金は使ってなんぼ!の世界です。
他人や社会との繋がりや貢献が仮に人生の幸福感に大きな影響を及ぼすとしたら、確実にそれをサポートしてくれる役目をはたしているのが「お金」です。
お金は目的ではなく手段であることを忘れないようにすれば、自分が進むべき方向を間違えてしまう失敗は少なると思います。