人生は、例えて言うなら、知らない面白いことを求めて自分の世界を広げていく旅のようなものです。
人は、そんな旅の一部の期間を「仕事」に費やしてお金を稼ごうと努めます。
お金を稼ぐのは主に資本主義社会の中であり、資本主義経済においては「価値あるものを提供すること」がお金を稼ぐための大前提条件となります。
「価値あるものを提供すること」を行なう頭脳体は資本家ですが、構造的には現場で働く「サラリーマン」が駒となって実務を行ないます。
日本社会はサラリーマンを生産するように作られていて、多くの人は自分が知らないうちにその道を歩んでサラリーマンとして会社勤務の形態をとりがちです。
ちょっと極端な言い方をすると、資本主義社会はサラリーマンを働かせて資本家が儲ける構造社会です。
そういう意味では、資本家になることを意識することが重要だと言えそうです。
長い目で見れば、会社のブランドを背負うのではなく自分のブランドを築くことが社会を生き抜く一つのヒントになります。
自分のブランドを築く・・・ことで自身が資本家になり得ます。
もし資本家にならない生き方を選ぶとしたら、年収は勤務する会社の所属業界によってだいたい決まってしまいます。
市場規模や産業構造によって利益率は似てくるため、会社が支払える給料は業界内ではどこも似たり寄ったり・・・です。
単純にサラリーマンとしての年収を上げたいだけでも、目は業界の市場成長を鑑み、自分の職能が活きる場所を選ぶようにすると良いと思います。
「自分は行動を変化させる用意が常にある」と自分に言い聞かせ、実際、機に応じて行動を変え、自ら変化を良しとする意識を持つことも大事です。
「行動を変えた結果が表れてくるまで時間がかかる」ことをあらかじめ織り込み、短期間ではあきらめないという強い意思を持つことも大切です。
苦労が多い分だけ自分を飛躍的に向上させられるハズ・・・と信じ、100の自分にいつも110・・・120・・・130・・・の負荷をかける挑戦姿勢を持つと良いと思います。
そうやって徐々に「資本家になる」ことを実践していくほうが人生はハッピーに暮らせると思います。