ほどほどの財・富があればそれで良し!

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。

中国には「肥えた豚は年の瀬に殺されやすい」という格言があるそうです。

お金儲けをし過ぎたり、財産を貯めこんだりしてまるでブクブク肥えていくようなとき、そうなるまで何もされず放っておかれたのに年の瀬(=いつかいきなり)にはそれらを没収されたり、重い税をかけられるといったことが起きないとも限りません。

冒頭の言葉は、お金持ち・資産家・事業家に限らず誰でもそうしたリスクが常につきまとっていることを忘れてはいけない・・・という戒めの言葉だと理解しています。

・・・・・・・・・・・・・

かつて軍人だった任正非(レン・ツェンフェイ)氏は、1987年に商人としての第一歩を踏み出し会社を興しました。

興した会社は「ファーウェイ(華為技術)」という名前の小さな会社でした。

任はファーウェイの幹部に「富可敵國」の言葉をしばしば語り、次のように忠告したと言われています(富可敵國とは、国家に匹敵するほどの財を成すことを意味します)。

「中国では国から目の敵にされるほど富を築いてはならない。ビジネスの夢を叶えたいなら、社会との関わりを自制し目立たないようにすることが大切だ」

・・・と。

ブクブクと肥えていくまでは規制も少なく、国や行政からも放置されているかもしれませんが、あまりに強大な富を築き上げるとそれを快く思わない輩が必ず現れてきて、「権力をもってそれを没収する」という暴挙に出てきます。

昨日までは何ともなかったことが、今日からはいきなり課税されたり禁止されたりするわけです。

それが正義かどうかを問うても巨大な国家権力の前では仕方のないことです。

それよりも、そうしたリスクが潜在していることを知ることが大事です。

すなわち「富可敵國」の精神を忘れないことです。

任氏はこうも語っています。

「純粋な黒や白は哲学的仮説に過ぎず、グレーこそが常態なのだ。我々は決して極端に走ってはならず、系統的な思考を持たなければならない」

・・・と。

実際、いろんな物事は極端に走るとロクなことがありません。

物事は中庸が良い・・・とは昔からよく言われることですが、確かに一理あると思います。

自分の成した財や富を合理的な根拠、理由もなく手放さなければならなくなるのは寂しいことです。

そうならないように、ほどほどの財ができたならそれ以上の多くは望まずに、明るく楽しい毎日を送るように意識を向けるほうが得策かもしれないですね。

※当サイトは個人ブログです。アフィリエイト、対価の伴う商品紹介等は一切行っておりません。
※当サイトのイメージ画像は https://pixabay.com/ 様に登録されているクリエイター様の制作画像を利用しております。
※当サイトのイメージ画像は、Pixabay様の定める「コンテンツライセンスの概要」を遵守し利用しております。
澤井豊、連載!
人気不動産投資サイト「楽待(不動産投資新聞)」で連載中!
今すぐこちらをクリックしてご覧ください。




あなたを「経済的自由人」に導く教科書をぜひお読みください!

電子書籍シリーズ11作品は、すべてKindle読み放題対応です!
・お金の教養シリーズ5作
・ビジネス人生論シリーズ2作
・組織マネジメントシリーズ4作

【お金の教養シリーズ】

『30代40代サラリーマンのためのセミリタイア入門』(お金の教養シリーズ5)【まずは本作から!】

『成功する人のお金の貯め方』(お金の教養シリーズ4)

『「稼げる人」になりたい人に贈る本』(お金の教養シリーズ3)

『投資して成功する人、浪費して貧乏になる人』(お金の教養シリーズ2)

『エグゼクティブ・シフト~人生を変えるお金の成功思考』(お金の教養シリーズ1)

【ビジネス人生論シリーズ】

『経済的自由を目指して自分の人生に一歩踏み出そう』(ビジネス人生論シリーズ2)

『年収1,075万円を稼げる人の条件』(ビジネス人生論シリーズ1)

【組織・マネジメントシリーズ】

『あなたが上司になったら最初に読む本』(組織・マネジメントシリーズ4)

『仕事運・金運・財運を上げる「ビジネスマン思考」24のルール』(組織・マネジメントシリーズ3)

『上場企業流!伸ばす経営術』(組織・マネジメントシリーズ2)

『真の企業リーダーとなるための教科書』(組織・マネジメントシリーズ1)

【紙書籍】

『サラリーマンが経済的自由を得るお金の方程式』

『サラリーマンのためのビジネスマン研修・ヒント100』

澤井豊の著作一覧
記事について
転載・寄稿のご依頼について

★ブログご購読はコチラから
follow us in feedly
ホームページ、SNS
http://newofficesawai.com/

Twitter

Facebookページ

関連記事

投稿カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

注目のお勧め記事!

  1. 2017-1-18

    部下の欠点・短所を指摘するときのコツ

    上司が部下を自分のデスクに呼んだとします。 上司にそのつもりがなくても、上司の言うことは得てし…
  2. 2017-11-17

    人生を変えたければ「○○○」が有効です

    今に満足していますか? もし満足できていなくて、自分でも何かを変えなければいけない・・・と思い…
  3. 2017-12-13

    2回立ち読みするほどの雑誌や本は・・・

    書店やコンビニでは雑誌や書籍を立ち読みすることがけっこう可能です。 たまたま時間が空いたときな…
  4. 2021-5-27

    年会費の位置づけ

    世の中にはいろんな「会員制度」があって、身近なところではスーパーや美容院や飲食店などがあります。 …
  5. 2023-7-20

    【成功のコツ】迷ったら全部やる!

    今でも覚えていますが、社会人になりたての頃上司からよく言われた言葉に「変な考え休むに似たり/悩んでい…
  6. 2017-9-27

    欲しいモノがあるのに、お金がないとしたら・・・

    何か(商品・サービス)を欲しいなら、お金を出して購入すれば誰でも手に入れることができます。 と…
  7. 2018-1-30

    欲をかかなければ老後の20万円収入はカンタンに手に入ります

    銀行預金にお金を置いておいてもほとんど利息はゼロ円の時代です。 老後の生活費を貯金の取り崩しで…
  8. 2023-1-25

    【重要】今年1年間は稼ぎを諦めてでも仕組みつくりに専念するのもアリ?!

    コロナの特別融資の返済+急激な円安+物価高など、経済環境の悪いところを見つけようとすればいくらでも出…
  9. 2017-11-19

    下積み時代を経験した人ほど不遇の時代を乗り越えやすい

    若い頃に職場で体験する苦労や一人前になる間の期間のことを「下積み」と呼んだりします。 上に先輩…
  10. 2023-4-29

    新NISAを無視しないで使いこなす意識を・・・

    「令和5年(2023年)度税制改正大綱」が公表されました。 もともと「NISA」は「資産運用を…

澤井豊の著作一覧

ページ上部へ戻る