人は常に「未来があること」を前提に行動し、生きています。
未来がある・・・ということは人の心を前向きにさせてくれ、過去のイヤなこと・辛いことを忘れさせてくれる不思議な力を持っています。
未来は、誰にもわからない世界・状態だから「未来」なのですが、わからないとは言ってもある程度の「予測」をすることは可能です。
しかも、勉強し、知識・知恵を身に付ければつけるほど、未来予測の的中率を高くすることができます。
言えるのは、知識だけでは未来予測=先見をすることはできない、ということです。
大切なのは知識をもとにした知恵をどれだけ発揮することができるか!・・・です。
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「予測力=先見力」というのは、どんな仕事でも必要なものです。
平社員レベルでは気づかない高度な先見力をリーダークラスは通常持っています(持っていなければリーダーは務まりません)。
先が読めなくても問題ない・・という民間ビジネスは存在しません。
さらに言えば、仕事だけでなく、周囲の人を幸せにして充実した人生を送るためにも、個々人にとっても先見力は必要です。
先見力がまったくなければ、外を歩くのも怖くて出歩けないでしょうし、一人では社会生活を送ることができません。
赤ちゃん・子どもはまだ先見力がないので親の庇護のもとで生きています。
先見力は学生でも主婦でもサラリーマンでも、結局はどんな人にも必要であって、裏を返せば誰にでもある程度は身につけられる能力です。
問題は、その「ある程度」のレベルをいかに引き上げて高めていくか?・・・ですが、これはやはり訓練と経験に勝る「鍛える要因」はないと思います。
サラリーマンがこの先、収入を増やして豊かな生活を過ごしていきたいと思うなら、やはり先見力を鍛えることを意識した働き方、仕事の仕方を心がけることが大切だと思います。