子は親の鏡・・・とはよく言ったもので、子どもを見ればその親がどういう人なのかはある程度の見当がつきます。
カエルの子はカエル・・・であり、トンビが鷹を生むのは極々稀のことです。
なんだかんだと言ったも「子は親の背を見て育つ」もので、「親の言うことは聞かなくても親のすることはマネするもの」・・・です。
同じ環境下(家)で長年一緒に暮らして生きているのですから当たり前と言えば当たり前で、逆に言うと、それだけ「環境・境遇が人に与える影響は大きい」と言えます。
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親であれば、自分の子どもが社会に出た後はせめて生活に困ることのないように人並み(以上の)生活をしてほしい・・・と一度は思うことだと思います。
また、社会に出た後の成長過程では自分たち両親を超えてもっと高みを目指してほしい・・・とも思うのが多くの親の心理だと思います。
反対のこと=子どもたちには自分たちよりもダメダメな状態になってほしい・・・とは誰も思わないハズです。
そう考えれば、親が子どもに対してすべき教育の一つは「社会に出た後にしっかりと自立できるように育てる」ことだと気づけます。
そんな本当に子どものためになる教育を幼少のころから施してあげることが大事です。
親として子どもを持った以上、親の責任として「子育て」を適切に行なう必要があります。
自分たち親が何歳になろうと、どんな状況になろうと、子どもの生活を脅かすことなく、子どもが経済的に困ることのないように教育を施すと決意することは大事です。
ところが、表面上では善人ぶっていても、実際には子どものことをあまり真剣に考えていない親が多くいます。
それだと親として失格です。
自分の子どもに何を見せてどんな価値観を与えるか?
親の姿勢・背中を見て子は育ちますから、親はしっかりと自分の軸を持ち、子どもにそれを見せ、子どもが間違った道を歩まないように適切な価値観を植え付けさせてあげる姿勢が欲しいところです。
今も昔もさまざまな青少年の事件が世間で起きますが、背景には「親の無責任/教育の失敗」があるような気がします。
親として生きる道を選んだ以上はその責務を果たす覚悟を持ち、親自身が成長していくことが大事だと思います。