歳をとってから、小学校・中学校・高校時代の同級生と会うのは何かと感慨深いものがあります。
この時期、同窓会が開かれたり、お盆で田舎に帰って久しぶりに会う・・・ということは多くなると思います。
そんなときに、十数年ぶりに会った同級生が差し出した名刺を見て「えーっ!スゴイ!」と思ってしまう人がいたりします(←こういうところが男性の悲しい性ですね)。
その人の活躍ぶりを心から祝福できる人は立派です。
男性の多くは嫉妬します。
その嫉妬する度合いが人間力・人間の器の小ささ・狭さを表わしていると思います。
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どんなにブサイクな奴だ・・・と言われる人でも、年齢を遡って子どものころに返っていけば必ずどこかのタイミングで「かわいい!」と言われた時期があるものです。
それは10代前半の頃かもしれないし、6~7歳くらいのときかもしれないし、3~4歳のころ、あるいは0歳のころまで遡るかもしれませんが、どんな人も必ず周囲の人が「かわいい!」と認めてくれていた時期があるものです。
そのころは誰も嫉妬していません。
嫉妬は相対的な比較から生まれる感情です。
相対的比較がなければ嫉妬しませんから、単純にホメたり、称えたり、尊重したりされるものです。
大人になって他人を嫉妬してしまう気持ちを持つのは人間として仕方のないことかもしれませんが、ちょっと意識して「私は私、他人は他人なり」という「無分別の観」を持つことができると、嫉妬しなくなります。
そうしたレベルになると、人生の質がまた一段アップすると思います。
嫉妬は持たない・(相手にも)持たせないように心がけることが大切ですね。