
世の中では「理由」で動く人のほうが多いですが、私は「目的」で動くほうが大事だと思っています。
ビジネスマンは目的で動きます。
サラリーマンは理由で動きます。
理由で動くとき、その理由というのはたいていの場合は外部からの圧力です。
したがって、その圧力がなくなれば動くことを止めます。
自らはもともとそうしたくはなかった行動なので、圧力がなくなれば動きをストップさせてしまうわけです。
ところが、目的で動いている人は違います。
目的は外部からの圧力ではなくて、自分の内なる発奮によるものです。
目的がある限り、人は動き続ける原動力を常に自分の内部に持ち続けていると言えます。
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不動産投資を考える場合でも、その「目的」は何なのか?・・・を確認しておくことが大事です。
なぜ不動産投資をするのか?・・・ということです。
なんの変哲もない平凡な問いかけのように聞こえるかもしれませんが、この問いに正しく答えるのはもしかしたら容易ではないかもしれません。
多くの人は「何となく~」と答えるかもしれません。
「周りでやっている人が良いよ!と言っていたから」とか、「本で読んだから」とか、「○○さんが勧めていたから」・・・という回答もあるかと思います。
いずれもちょっと曖昧な理由だと思います。
力技で一時的にうまくいくことがあるかもしれませんが、継続して発展させ、安定して収入を得続けることができるかどうかはちょっと疑問です。
「目的」を明確にすることが大事です。
理由は過去に引きずられるものですが、目的は未来に引っ張られるものです。
未来の理想とする姿・状態があって、そこから逆算して考えてきたときに、どうしても不動産投資を行なうことが必須条件になる・・・と信じられるくらいでないと、実践行動を続けるモチベーションが維持できません。
私は「不動産投資は大変ありがたい権利収入の仕組みの一つ」だと思っていますし、多くのサラリーマンに推奨しています。
でも、目的がしっかりしていない人にはどんなに勧めても実行していくことが難しいという事も知っていますので、決して無理強いはしません。
まあ、何ごともそうなのですが「目的」を明確にすることはとても重要なことだと思います。