「投資とはインカムゲインを求めること」であり、キャピタルゲイン(売買差益)を求めるのは「投機」と私は呼んでいます。
投機のほうが一度で大きく儲かることが可能ですが、その反面一度に大きく損失を被る恐れもあります。
投資は長期目線が必要で、じっくりコツコツとお金を得ていくものですから、投機に比べればはるかに地味です。
そうした投資の中でも「不動産投資」はかなり歴史の長い投資手法だと思います。
古くは「長屋(ながや)」と呼ばれた家を貸す大家(おおや)さんが有名ですが、もっと前からこの手法はあったのかもしれません。
投資はキチンと勉強して、それなりのリスクを理解したうえで背負えば、そんなに怖いものではありません。
投機のほうがよっぽど怖いところがあります。
私は20代から投機を経験していますが、投機と投資の両方を経験したうえで最終的に投資に軍配を上げました。
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投資へ及び腰になる人は恐らく「知らないことへの恐怖」から躊躇してしまうのだと思います。
打開策はとにかく「知ること」であり、すなわち勉強であり、知識武装です。
「無知=知らないこと」が解消され減っていくと自ずと恐怖心も消えていきます。
投資には長期的な観点が必要です。
理想を追い求めるがあまり、重要な一歩を踏み出せず、その結果数カ月・・・数年を無為無策に過ごしてしまっていたならその機会損失は計りしれません。
まずは理想に囚われすぎす勇気を出して最初の一歩を踏み出すことが肝心だと思います。
確かに投資には「リスク」があります。
でも、考えられるリスクは長い歴史の中でほぼ出尽くしていて、その解決策もだいたい周知されていると思います。
リスクを恐れて動けない状態は、結局「投資脳」を持ち合わせていないことになります。
投資脳を持ち合わせていない場合は、ムリに投資をすることはありません。
自分には不向きだと割り切って何もしない・・・というのも正解です。
投資に踏み切る勇気を出せる人は重要な第一歩を!・・・そこまで至らない人は見送る・・・という姿勢も実に大切なことであり、いずれにしても自己責任の原則を忘れないことが最重要だと思います。